メインコンテンツに移動
SEMICON Japan 2024

 

日本マクダーミッド、関東学院大学と表面処理技術の産学連携をスタート

 日本マクダーミッド( http://www.macd.co.jp/ )は、関東学院大学と表面処理およびその材料の研究開発技術に関するイノベーションについての共同研究に関する契約を締結したと発表した。

 共同研究は、金属・樹脂・ガラスなど様々な物質への表面処理およびその材料について。日本マクダーミッドが市場動向、需要などの情報と現場での経験を、関東学院大学が豊富な技術データと専門知識持ち寄ることで、双方に利益をもたらす連携とする。

 研究に加え、さらに大学は教育・指導を提供し、企業の人材育成をサポートするという。関東学院大学、研究スタッフのクリス・コルドニエ氏と日本マクダーミッド社長の ジュリアン・ベイショア氏は同じ北米出身のバイリンガルであることから、グローバルな人材育成にも大きく貢献する。

 本プログラムを担当している関東学院大学特別名誉教授の本間英夫氏は、共同研究について、「マクダーミッド社とのコラボレーションができ、光栄に思っております。日本の素晴らしい表面処理技術をぜひ海外に発信して欲しいです」 と話している。

 これに対し、日本マクダーミッドのジュリアン・ベイショア氏は、「優秀なめっき技術者が在籍している関東学院大学のご支援により、当社の得意先への対応においても良い影響が あると期待しています。また、企業で頑張りたい卒業生のご入社も大歓迎です」と、同社として初めての産学連携への意気込みを表した。