神奈川県産業技術センター( http://www.kanagawa-iri.go.jp/ )と神奈川県産業技術交流協会( http://www.koryu-kanagawa.com/ )は10月22日~24日の三日間、神奈川・海老名市下今泉の神奈川県産業技術センターで「平成26年度 神奈川県ものづくり技術交流会」を開催する。
交流会は企業の新製品開発、技術力の高度化・研究開発力の向上を目指して、企業、大学、同センターをはじめとする公設試験研究機関等で得られた研究・業務成果の発表、製品・試作品展示などを通して、産学公の交流と連携を促す場として開催するもの。表面改質関連では、23日に熱処理技術フォーラム、DLCコーティング技術フォーラムを開催。当日のプログラムは以下の通り。
熱処理技術フォーラム
9:15~12:15
・「熱処理・表面処理技術研究会」の活動報告-窒化鋼材の疲労強度特性に及ぼす表面化合物層の影響-
髙木眞一 氏(神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部)
・「材料技術相談」の新しい展開-横浜国立大学と産業技術センターのコラボ-
福富洋志 氏(横浜国立大学)
・オーステンパ球状黒鉛鋳鉄(ADI)の基礎と適用部品例
星野 薫 氏(パーカーS・N工業)
・潤滑性に優れた冷間鍛造用PVD複合被膜の開発
稲垣真吾 氏(日本コーティングセンター)
・航空宇宙分野への参入と熱処理管理技術
三塚純男 氏(アイ・シイ・エス)
DLCコーティング技術フォーラム
13:00~16:35
・大気圧プラズマCVD法による非晶質炭素膜合成
鈴木哲也 氏(慶應義塾大学)
・DLCコーティングの開発の歴史と実用化状況
大原久典 氏(住友電気工業)
・自動車部品へのDLCコーティング適用状況
加納 眞 氏(神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部)
・DLC膜種の評価方法と特性の関係
金子 智 氏(神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部)
・大気圧プラズマCVD法で作製した非晶質炭素膜の特性および実用化への取り組み
渡邊敏行 氏(神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部)
・DLC膜の摩擦特性に及ぼす湿度と前処理洗浄剤の影響
吉田 健太郎 氏(神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部)
申し込みは同センターウェブサイトより。