経済産業省は、ものづくりにおいて特に優れた成果をなしえた個人、グループ等を表彰する「第6回ものづくり日本大賞」の募集を10月1日より開始した。
同賞は、①製造・生産プロセス、②製品・技術開発部門、③伝統技術の応用、④海外展開、⑤青少年支援―の各部門で推薦者の応募を受け付ける。締め切りは12月15日。
募集の対象となる業種は、日本標準産業分類の「C 鉱業、採石業、砂利採取業」、「E 製造業」に含まれる業種および「G 情報通信業」のうち「391 ソフトウェア業」となる。前記①②③④の部門については、個人またはグループから受賞者の選定を行う。⑤については、企業、NPO(特定非営利活動法人)等から受賞者の選出を行う。
前回(第5回)の同賞における表面改質関連の受賞案件は、内閣総理大臣賞で居相英機氏(アベル)ら他4名「ステンレス鋼の極薄膜発色技術である電解発色法の開発」、優秀賞で中田 寛氏(中田製作所)ら他5名「アルミ素材の鏡面切削加工技術」、門谷 誠氏(東洋ステンレス研磨工業)ら他6名「超繊細意匠研磨技術と先進の真空技術による軽量で高耐食なIPゴールドチタンの開発」、下平英二氏(不二WPC)ら他5名「DLC被覆アルミニウム合金製ピストンの開発」がある。
受賞者の資格要件や推薦方法は 専用のウェブサイトで閲覧できる。