前回の会場のもよう 表面技術協会とメサゴ・メッセフランクフルトは7月13日から15日の三日間、東京・有明の東京ビックサイトで、材料表面に関する学理および技術の進歩普及の成果を見て、触れて、話せる場とする「SURTECH2011―表面技術総合展―」を開催する。産学公のユーザー・サブプライヤー・加工業に関わる人々が一同に会し、製品・技術・研究発表など情報交流の場として基盤産業・表面処理業並びに関係業界の更なる発展を図る。今回のテーマは「最先端技術とその応用」となっている。
展示会のほか会場内では、産業技術総合研究所・是永敦氏「トライボロジーにおける表面の役割」、日本カニゼン・長沢恵輔氏「環境対応型 無電解ニッケルめっき液のご紹介」、奥野製薬工業・嶋橋克将氏「酸化チタン薄膜による着色技術について」など三日間で13題の講演が行われる。
また、表面技術協会の部会講演会、関連技術の特別協力団体講演会では、「日本熱処理技術協会講演会」、「電鋳・金型の表面処理研究部会及び表面改質・硬化部会合同例会」、「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜の標準化」など表面改質に関する様々な話題が提供される。