マツダ( http://www.mazda.com/ja/ )は「アクアテック塗装」が、新技術開発財団より「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞したと発表した。「市村産業賞」は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに、毎年贈呈されるもの。マツダの市村産業賞受賞は、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」での「第45回市村産業賞 功績賞」に次いで4回目、貢献賞受賞は3回目となる。
受賞テーマは「揮発性有機化合物とCO2を同時削減する新塗装技術(アクアテック塗装)」。受賞者は、菖蒲田 清孝氏(常務執行役員)、和久直人氏(技術本部 車両技術部)、篠田雅史氏(同本部 同部 塗装技術グループ)の3名。
「アクアテック塗装」は、自動車塗膜と塗装工程に求められる機能を根本から再構築する工程革新によって、超短縮工程と省資源化を実現し、世界最高水準の低VOC/低CO2排出量を達成した、環境負荷の少ない塗装技術。また2014年には、「平成25年度省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞(省エネ事例部門)」を受賞し、省エネルギー面でも評価されている。
「従来塗装とアクアテック塗装の工程比較」