産業用工具の製造・販売を行う不二空機( http://www.fujitools.jp/ )は、造船所や鉄工所、橋梁建設などの現場において、鉄骨や鉄板などを溶接した際に発生するバリ取りに使用するアングルグラインダー「FA-30-3」を12月中旬から販売する。
同品は、砥石カバーと本体の取り付け方法を従来機のボルト固定からバンドによる締め上げ固定に変更したことにより、砥石を装着したままボルトを1本緩めるだけで調整できる。これによりカバーの角度を変更する時間が大幅に削減でき、作業効率が向上する。また、グリップをこれまで以上に手にフィットしやすい形状に変更。さらにグリップを16mm増やし、両手での作業もしやすいようにするなど作業性を向上させた。加えて、グリップの一部を従来機のスチール製からアルミニウム製に変更し、これまでの軽量タイプ1.1kgから1.05kgとさらなる軽量化を図り、長時間にわたる作業や様々な姿勢に置いて作業者の負担を軽減する。
このほか、グリップに取り付け可能な「支えハンドル」をオプションで用意。これを装着することで、両手で別角度からも支えられるため、作業時にツールが安定し、安全性を向上することができる。