住友精密工業( http://www.spp.co.jp )は、本社・工場敷地内に航空機用部品のめっき工場を新設した。
同工場は、同社のコア・コンピタンス強化の一環として、リージョナル機用脚構造大物部品に適用できる無電解ニッケルめっき設備を導入している。無電解ニッケルめっきは、耐食性や耐摩耗性に優れており、環境に優しいなどの特徴を持っている。生産能力は、月に20機分のリージョナル機用脚構造大物部品をめっき処理することが可能だという。
同社グループは、世界の航空機メーカーに対して降着装置の直接納入を担う、Tier1サプライヤとしての地位確立を目標としている。新設備の導入により航空機用脚製品のさらなる品質向上を図り、競争力を高めることで、航空宇宙事業のさらなる受注拡大を図る。
新設しためっき工場