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SEMICON Japan 2024

 

Primetals Technologies、中国の宝鋼湛江鋼鉄向け連続めっきラインが本格稼働

 Primetals Technologies( http://www.primetals.com/ )は、中国の宝鋼湛江鋼鉄に供給した第2連続めっきライン(CGL No.2)が、ファーストコイルの生産に成功し、本格的な稼働を開始したと発表した。幅広い鋼種に対応し、年間46万5,000tの鋼板処理が可能な最新鋭のめっきラインで、同社は今後、中国南部および東南アジア市場に向け家電製品から自動車用に至る多様な鋼種を供給していく。

 この連続めっきラインは、Primetals Technologies Japanが2013年8月に受注したもの。めっき処理の対象となる鋼種は、CQ、DQ、DDQ、EDDQ、SEDDQ、440-590CQ、390-440DQ、440DDQ、340BHおよび590DP鋼と幅広く、幅900mm~1,860mm、厚さ0.45mm~2.3mmまでの鋼板処理に対応する。なお、この設備に隣接する第1連続めっきライン(CGL No.1)もPrimetals Technologies Japanが供給したもので、こちらも稼働を開始している。

 今回のプロジェクトでは、Primetals Technologies Japanは、焼鈍炉、アフターポット冷却装置、各計装装置、ソフトウェアの供給に加え、据付けと試運転の指導およびオペレーターのトレーニングを担当した。

中国・湛江鋼鉄の第2連続メッキライン中国・湛江鋼鉄の第2連続メッキライン