マクダーミッド・パフォーマンス・ソリューションズ・ジャパンのジュリアン・ベイショア(Julian Bashore)社長が、7月11日に開催された日本MID協会(Japan MID Association、 http://www.jmid.gr.jp/jp/index.html )の定時総会において、幹事に選出された。任期は2020年に行われる定時総会までの2年間。
Julian Bashore氏
日本MID協会はMolded Interconnect Deviceの市場発展を目指し、関連する技術の向上と、その境界領域における研究・開発・調査・啓蒙活動を行う組織。Molded Interconnect Deviceは、樹脂成形品・三次元形状・三次元回路の三要素を基本とし、樹脂成形品表面に金属膜で回路形成したものをMIDという。
今回日本MID協会理事に就任したベイショア氏は、「電気部品間の配線の簡素化、省スペースでの配線取り回しによる機器の小型化、三次元成形部品への直接実装によるデザイン自由度の向上などがMIDの特長で、自動車、ウェアラブル機器、医療機器等でMIDの採用が広がっている」と話している。