メインコンテンツに移動
SEMICON Japan 2024

 

マクダーミッド・エンソン、[名古屋]オートモーティブ ワールド2019で、 オートモーティブフィルムのイノベーションを紹介

 マクダーミッド・エンソン・インダストリアル・ソリューションズ(出展社名はマクダーミッド・パフォーマンス・ソリューションズ・ジャパン、 https://www.macdermid.co.jp/ )は、9月18~20日に開催される「[名古屋]オートモーティブ ワールド2019」の第3展示館、ブース7-70で出展、「XtraFormアンチグレア」を含むXtraFormハードコートフィルム製品を紹介する。革新的な同社技術が、進化する自動車インテリアデザインのニーズと課題にどのように対応し、卓越した性能を提供できるかをアピールする。

kat19090401

 自動車業界のイノベーションが新たなレベルに達し、電気自動車に対する関心が高まり続ける中、タッチスクリーン・フィルムテクノロジーの必要性はますます高まってきている。こうした中、今回の展示会で同社は、様々な仕上げが施されたマクダーミッド・エンソンのXtraFormフィルムによって、コックピットのインテリアデザインをシームレスに機能性と装飾を一体化させ、高品質の自動車部品の生産を可能にする応用方法を案内する。

 XtraFormアンチグレアは、マクダーミッド・エンソンの展示の重要なハイライトとなる。深絞り3Dフィルム・インサート・モールディング(FIM)用に設計された成形可能なテクスチャ付きフィルムの使用により、明るい光や動いている物体の反射による映り込みなく画像を見ることが可能になる。このソリューションを使用すると、15~75までの範囲の光沢度のアンチグレア表面を利用し製品開発が可能になる。光沢、透過性、ヘイズ、および質感という優れた組み合わせにより、テクスチャ表面がどのように高品質の光学を提供するかを専門家が実証。

 XtraFormプロセスとXMAPP 高品質パフォーマンスシステムによって達成された、成形可能な自動車用の光沢とアンチグレア・フィルムは、洗練された統合タッチスクリーン・フィルムテクノロジーの必要条件を満たす柔軟なデザインを可能にする。映り込みのコントロールとユーザーエクスペリエンスの向上に加え、XtraFormアンチグレアは、審美的な魅力を向上させるために幅広い美装仕上げを提供する。

 マクダーミッド・エンソンではまた、最新のホワイトペーパーも発表。このペーパーでは、優れたハードコートフィルムを使用した自動車用ディスプレイの統合の拡大について詳しく考察し、自動車のインテリアデザイナーやエンジニアが利用できるソリューションに関する重要な情報を提供する。

 さらに、ブースにいる専門家が、加工部品に優れた強度と耐久性を提供するフィルム・インサート・モールディング(FIM)プロセスの一種である独自のXtraFormプロセスについて紹介。マクダーミッド・エンソンの表面技術とともに、XtraFormプロセスは、魅力的で耐久性・耐傷性・耐薬品性に優れたコンポーネントを提供する。

 なお、マクダ―ミッド・エンソンの自動車向け装飾めっきの技術については、『月刊ソフトマター』( https://softmatter.mechanical-tech.co.jp/ )2019年9月号「注目技術」で紹介しているので、参照されたい。