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SEMICON Japan 2024

 

8/28、トライボコーティング技術研究会 第1回研究会・総会とトライボコーティングシンポジウムが開催

 トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 理化学研究所 主任研究員)は8月28日に、埼玉県和光市の理化学研究所 和光本所(http://www.riken.jp/access/wako-map/) 生物科学研究棟 鈴木梅太郎記念ホールで「令和2年度第1回研究会および総会」ならびに「第22回トライボコーティングの現状と将来シンポジウム―ナノダイヤモンド応用技術、微細構造コーティング技術、AI援用加飾成形技術―」を開催する。

 第1回研究会では、10:00~10:45に臨床分析分野で世界初の検査システムの開発に成功した理化学研究所 開拓研究本部 伊藤ナノ医工学研究室 主任研究員 伊藤 嘉浩氏が「マイクロアレイ・バイオチップを用いた検査システム」と題する特別講演を、10:45~11:15には英国PCS Instruments社の国内総代理店を務める島貿易の事業開発推進本部 事業推進部 藤田浩史氏が「英国PCS Instruments社製トライボロジー試験機」と題する講演を行う。

 研究会に続いて総会が開催され、令和元年度 活動報告・会計報告がなされ、令和2年度 活動計画が報告される。

 第1回研究会・総会に続いて12:45からは、同会場において「第22回トライボコーティングの現状と将来シンポジウム̶ナノダイヤモンド応用技術、微細構造コーティング技術、AI援用加飾成形技術̶」が開催される。まずは第12回岩木賞贈呈式が執り行われた後、同賞の受賞記念講演が以下のとおり3件行われる。

・13:30~14:20 大賞・事業賞 記念講演 ナノ炭素研究所 大澤映二氏(豊橋技術科学大学名誉教授)「2.6nm爆轟法ナノダイヤモンド分散粒子の生産技術の確立とナノダイヤモンドコロイドの事業化」

・14:20~15:05 特別賞 記念講演 コマツNTC 前花英一氏、東北大学大学院 水谷正義氏・厨川常元氏「微細ラティスコーティング技術の開発」

・15:05~15:50 事業賞 記念講演 IBUKI 松本晋一氏「加飾成形用金型の製造技術ならびにAI援用技術に基づくIOT化事業」

 また、「ATF(Advanced Tribo-Fair)2020 技術展示会」(https://sites.google.com/site/atf2020b/home)が開催され、パネルやサンプル展示、ショートプレゼンテーションによって自社の技術をアピールするとともに、異分野への進出、医工連携、高付加価値な表面創製に向け共創していく。投票によって優秀な技術展示に対して「技術展示賞」が選ばれ、同日17:30から開催される「岩木賞受賞記念・技術交流会(技術展示表彰)」の場で贈呈される。

 岩木賞受賞記念・技術交流会(技術展示表彰)の司会は、技術を科学する「テクニストガール」こと、声優の明里 瞳さんが務める。

明里 瞳さん
明里 瞳さん

 

 定員は65名で、同研究会会員の出欠は8月14日までに下記E-mail宛てに連絡を、また、非会員で講演に参加を希望する方は下記まで問い合わせをしていただきたい。なお、参加に際しては、発熱のないこと、マスク着用が必要条件となっている。

理化学研究所 大森素形材工学研究室内
トライボコーティング技術研究会 事務局
E-mail:tribo@tribocoati.st