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第9回ものづくりワールド名古屋

 

東京エレクトロン デバイス、めっき処理を手掛ける三ツ矢にパーツカウンター納入

 東京エレクトロン デバイス( https://www.teldevice.co.jp/ )は、めっき処理などを手掛ける三ツ矢( https://www.mitsuyanet.co.jp/ )にパーツカウンター「めばかり君」を納入したと発表した。

東京エレクトロン デバイス「めばかり君」

 三ツ矢は、自動車や電子機器、医療機器、航空機器などさまざまな分野に、電気や化学反応を利用しためっき加工や表面処理を施した加工部品を供給している。五反田工場では、少量多品種のワークに高品質の加工が要求されており、厳格な員数管理が求められている。

 これまでは製品を人の手で数えていたが、計測には一日平均90分かかり、数え間違いのリスクもあった。また、メイン業務に加えてその都度対応できる人員が作業を行っており、業務負担となっていた。

 今回、これらの課題を解決するため、画像処理技術により計数作業を半自動化するパーツカウンター「めばかり君」を導入。同品は、部品を計測台の上に載せて広げるだけで、カメラが撮影し画像処理により自動で数量を数えるため、これまで90分かかっていた計数作業を35分に短縮できたという。

 また、作業記録を残す機能を有しており、出荷数と顧客への納品数の誤差が指摘された場合には、簡単に作業記録を見直すことができ、計測結果を提示することもできるため、トレーサビリティの確保が可能になった。