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SEMICON Japan 2024

 

日本熱処理技術協会、5月15日、16日に2023年度 第1回熱処理技術セミナーを開催

 日本熱処理技術協会は5月15日、16日、対面参加(エッサム神田ホール1号館7F 701:東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2)およびオンライン参加からなるハイブリッド形式により、「2023年度 第1回熱処理技術セミナー-熱処理基礎講座Ⅰ-」を開催する。

 本講座は、「強化機構」、「金属の基礎」、「焼入れと焼戻しの基礎」から始まり「耐熱性」、「摩耗特性」、「疲労特性」および「熱処理変形と焼割れ」について、国内の著名な講師が解説する。新入社員教育などをはじめとした企業における人材育成にも最適なプログラムとなっている。

 参加申込締切は5月2日で、以下のURLから申し込みができる。定員はオンライン参加が80名で、対面参加が先着20名。参加費は正会員36000円(税込)、維持会員36000円(税込)、非会員56000円(税込)。今回からはさらに高専、大学、大学院に所属する学生会員および非会員に適用される学生価格10,000円(税込)を設定している。

URL  https://forms.office.com/r/KvCKxwRrvM

 内容は以下のとおり。

5月15日

・9:55~10:00「オンライン配信に当っての注意事項」日本熱処理技術協会事務局

・10:00~12:00「強化機構と強度-金属材料が強くなるメカニズムは?-」髙木節雄氏(九州大学名誉教授)

・13:00~15:00「金属の基礎-鉄の結晶構造と鉄鋼の組織を理解するための基礎-」髙木節雄氏(九州大学名誉教授)

・15:10~16:40「高温変形の基礎-高温材料強化に向けての基本戦略-」寺田芳弘氏(東京工業大学)

5月16日

・9:30~11:30「鋼の焼入れと焼戻しの基礎-鋼の強靱化のための熱処理の本質-」宮本吾郎氏(東北大学)

・12:30~14:00「高硬度鋼の熱処理特性-転がり軸受用鋼の耐久性と熱処理-」大木 力氏(NTN)

・14:10~15:40「焼入れ速度が歪み・靭性・割れに及ぼす影響-ダイス鋼の大きな金型を例に-」河野正道氏(大同特殊鋼)

・15:50~17:20「金属疲労の基礎と応用-金属疲労のメカニズムと疲労破壊の防止-」髙橋宏治氏(横浜国立大学)