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DLC工業会、2023年定時会員総会と功労賞授賞式を開催

 DLC工業会( http://dlck.org/ )は6月16日、東京都港区の航空会館で「2023年定時社員総会」を開催した。当日は、中森秀樹会長(ナノテック 代表取締役社長)を議長に選出して議事が進行された。

総会のもよう
総会のもよう

 議事においては2022年度事業報告、決算報告が行われた後、2023年度事業計画(案)、同予算(案)について審議、満場一致で可決された。事業計画では、「DLC 工業会確認マーク発行制度」による規格適合性確認マークの発行を行うこと、経済産業省(三菱総合研究所経由)のDLC国際標準化に関わる委託事業を受託し必要な活動を行うこと、ホームページのより充実化を行うほか「DLC工業会だより」の発行等による会員サービスの向上を図ることなどを確認した。

 また、当日の席上では「DLC工業会功労賞」の授賞式が行われ、トッケンの平塚傑工氏と堀場テクノサービスの和才容子氏が受賞。DLCの普及やDLC工業会の活動に大きな貢献をしたことが認められた。その後、和才氏が「分光エリプソメトリーによるDLC膜の光学特性評価法」と題した受賞記念講演を行った。

左から平塚氏、中森会長、和才氏 [ドラッグして移動] ​
左から平塚氏、中森会長、和才氏

 同工業会の現時点での正会員は、ナノテック、リックス、アルテクス、トッケン、平和電機、ナノテックシュピンドラー、フロロコート、ウエキコーポレーション、レスカ、ウォルツの10社。特別会員は大竹尚登氏(東京工業大学)、大花継頼氏(産業技術総合研究所)、平栗健二氏(東京電機大学)、平田 敦氏(東京工業大学)の4名となっている。