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SEMICON Japan 2024

 

新東工業、工場改修で磨き床を顧客自身が施工するサービスを開始

 新東工業( https://www.sinto.co.jp/ )は、工場や倉庫に対して平坦で剥がれにくい床面を提供する「磨き床」について、新しい施工サービスとして、顧客自身で磨き床施工を可能にする新プログラムの提供を開始する。

 コンクリート床面を磨き上げて施工する「磨き床」は、現場の床状況に合わせて適切な施工プロセスを踏む必要がある。同社ではこれまで、施工機材の購入・運搬や事前の施工トレーニングの必要性などの観点から、磨き床施工は請負工事として同社の協力会社のみが行っていた。

 今回新しく提供するプログラムでは、施工機材と同社技術員の派遣対応を行うことで、顧客や顧客の協力会社の手で、工場の床改修・磨き床施工を行うことが可能になる。特に中・小規模の既設床の改修や、改善作業において活用できるプログラムとなる。

磨き床施工をサポート

 磨き床は、コンクリート床面を磨き上げてつくる床。素地の上に塗料を重ねる塗床と異なり、コンクリート素地がそのまま床面となるため、床の剥がれが起きにくい頑丈な床になる。施工の過程で使用する無機系薬剤の効果によって汚れが付きにくくなるほか、鏡面のような光沢をもつ美しい床になることも特徴だ。既設の床にも施工が可能となる。

従来の床と磨き床の比較

 従来、工場や倉庫は塗床が主流だったが、経年劣化による剥がれやひび割れの発生でメンテナンス面に難があるため、欧米では市場を伸ばしている。日本においてもAGV導入等に合わせて採用が増加しつつあるという。