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SEMICON Japan 2024

 

都産技研、表面改質関連などの研究成果発表会を6月14日に開催

 東京都立産業技術研究センター( http://www.iri-tokyo.jp )は6月14、15日の二日間、東京・青海の同センターで研究や技術開発の成果を中小企業に周知するため、「平成24年度研究成果発表会」を開催する。

 ナノテクノロジー、情報技術、エレクトロニクス、システムデザイン、環境・省エネルギー、バイオ応用、メカトロニクス、EMC・半導体、品質強化、ものづくり基盤技術、震災復興など、従来の技術分野だけでなく、近い将来を見据えた分野について同センターで取り組んだ研究の成果を約70テーマ発表するとともに、東京イノベーションハブにおいて研究成果のパネル展示も行う。首都圏公設試験研究機関からの発表、都産技研と連携・協働協定を締結している大学や研究機関からの発表もあるという。

 また、「アキバの価値観に学ぶこれからのものづくり」と題して、つくば市 理事で産業技術総合研究所 名誉リサーチャー森 和男 氏の基調講演を行う。表面改質関連の発表は以下のとおり。

研究成果発表「分野:ナノテクノロジー」

研修室242 6月14日
10:00 ~ 10:10 ナノテクノロジー分野について 開発企画室 三尾 淳
10:10 ~ 10:30 DLC膜の水素含有量の定量評価手法の確立 材料技術グループ 清水 綾
10:30 ~ 10:50 アルゴンイオンによる表面改質効果 表面技術グループ 寺西 義一
10:50 ~ 11:10 化学ロボットの設計と機能制御 芝浦工業大学 前田 真吾
11:10 ~ 11:30 深紫外ラマン分光法によるDLC 薄膜の評価 一般財団法人機械振興協会 山口 誠
11:30 ~ 11:50 表面改質や添加剤を利用した流れの抵抗低減 首都大学東京 小方 聡

研究成果発表「分野:品質強化」

研修室244 6月14日
10:00 ~ 10:10 品質強化分野について 高度分析開発セクター 上野 博志
10:10 ~ 10:30 高エネルギーX線を集光する多段屈折レンズの性能向上と評価 バイオ応用技術グループ 河原 大吾
10:30 ~ 10:50 三次元座標測定機簡易チェックゲージの開発 高度分析開発セクター 中西 正一
10:50 ~ 11:10 測定室の温度環境および三次元測定機の測定精度向上 城東支所 中村 弘史
11:10 ~ 11:30 グロー放電発光分析法によるアルミニウム陽極酸化皮膜の厚さ測定 城南支所 湯川 泰之
11:30 ~ 11:50 プライマーの違いによる難付着金属への塗装効果 表面技術グループ 小野澤 明良