メインコンテンツに移動

新東工業、レーザー加工機の販売を強化

 新東工業( https://www.sinto.co.jp/ )は、パートナーシップ関係にあるレーザーラックス社(本社:カナダ、ザビエル・ゴッドマイヤーCEO)と、昨年開設した「レーザーソリューションラボ」(愛知県、大治事業所)を拠点に、高出力による圧倒的な速さ・強さを備えたレーザーラックス製レーザー加工機の販売を強化する。

ザビエル社長とレーザー加工機
ザビエル社長とレーザー加工機

 新東工業は、2021年からレーザーラックス社とパートナーシップ関係にあり、レーザーヘッドやオーダーメイドの加工機を販売している。またレーザーを使った表面処理の用途の多様化を見据え、昨年秋にはレーザーソリューションラボを開設し、レーザークリーニング、テクスチャリング、マーキング、バッテリー用溶接を中心に、100ワットから500ワットまでの出力が異なるレーザー加工機5台とレーザー溶接機1台を揃え、テスト加工から量産の受託加工まで包括的な対応を可能にした。さらに、これまで自動車業界を中心に事業を拡大してきたレーザーラックス社が、2025年、医療機器、半導体、電子部品、ガラスやセラミック等の繊細な材料への加工を必要とする分野へ足掛かりを得たことにより、新東工業も医療、半導体・電子等の成長市場への事業拡大が可能になった。

 両社はレーザーソリューションラボをアジアにおけるレーザー事業のハブ拠点として位置づけ、テスト加工や受託加工を通して、顧客に最適なプロセスや技術といった付加価値を提案してまいく。

 レーザーラックス社は、2010年、レーザーによるマイクロマシニングなどに関する修士号を持つザビエルCEOと、同じくレーザーなどに関する博士号を持つアレックス・フレーザーCTOにより設立された。設立当初はアルミインゴットへのレーザーマーキングなど自動車業界を中心に事業を拡大し、アプリケーションもマーキングからクリーニング、テクスチャリングへと拡大させながら着実に業績を伸ばしてきた。近年においては、EV向けバッテリー製造におけるバッテリーセルやバスバーへのレーザー溶接やレーザークリーニングなどにより一段と業績を押し上げている。

 さらに、2025年にはシリコンバレーに本社を構え、UVレーザーならびに固体レーザーを得意とするDPSS Lasers Inc.を買収したことにより、医療機器、半導体、電子部品等に技術領域の拡大を進めている。

 大手EV車メーカーであるテスラ社にも納入実績を持ち、ものづくりの発展に大きく寄与する新たな技術として、今後さらなる技術の拡がりを目指す。