2026年05月15日 (金曜日)
新東工業( https://www.sinto.co.jp/ )は、愛知県豊川市の豊川製作所敷地内において、3Dプリンター技術を核とした放熱用金属部品およびセラミックス部品の量産体制を構築するため、新工場の建設を決定した。
新設する工場は、金属放熱部品とセラミックス部品の量産工場の2棟となる。金属放熱部品工場は、敷地面積約5167m2、延べ床面積約5870m2、セラミックス部品工場は、敷地面積約3535m2、延べ床面積約3700m2で、いずれも鉄骨造2階建てを計画している。
本プロジェクトの総投資額は約100億円を見込んでおり、2028年8月の量産開始を目指す。新工場では、工業レベルでの大規模生産を可能にする3Dテクノロジープラットフォームを構築し、次世代製造技術を活用した高付加価値部材の生産を行う。
近年、AIデータセンターでは大規模GPUサーバーの普及に伴い、消費電力および発熱量が急増しており、高効率な冷却性能とエネルギー効率の両立が課題となっている。また、自動車、通信、情報処理分野においても電子部品の高性能化・高集積化が進み、放熱部材にはさらなる性能向上が求められている。こうした背景のもと、高効率かつ高精度な放熱ソリューションへの需要は今後も拡大が見込まれている。
新工場では、3Dスクリーンプリンティング技術を活用したテクノロジープラットフォームを導入し、積層造形により、金属およびセラミックス部品の量産に取り組む。多材質対応力と高精度造形を特徴とする同技術により、従来工法では困難であった高い放熱性能を備えた金属部品やセラミックス部品の安定生産を可能とする。






