走査型プローブ顕微鏡(SPM)の幅広い応用と技術に焦点を当てつつ、複合的に表面解析手法を用いた材料科学、半導体およびライフサイエンス分野の最先端の研究情報を共有・交換するシンポジウム「ナノ科学シンポジウム(NanoScientific Symposium Japan 2026 : NSSJ2026)」(https://nanoscientific.org/nss_japan/main)が10月29日10時~17時30分に、東京大学 浅野キャンパス 武田ホール(東京都文京区弥生2-11-16)で開催される。主催はナノ科学シンポジウム実行委員会(実行委員長:高井 治氏(名古屋大学名誉教授、先端材料研究機構 代表理事、表面・超原子先端材料工学研究所 代表理事・所長))、後援はパーク・システムズ・ジャパンとメカニカル・テック社。

NSSJ2026では現在、一般の参加申込と、ポスター発表の参加申込(提出期限:10月9日)を募集している。参加費は無料。
一般の参加申込はこちらから。
材料・表面技術はさまざまな産業において必要不可欠な技術となっている。今日求められる表面改質・表面処理層の厚さはナノメートルオーダーに達し、さらに微細化が進んでおり、その表面を計測・解析する手法も各種発展し続けている。特に、1982年に発表された走査型トンネル顕微鏡(STM)から発展した走査型プローブ顕微鏡(SPM)では、原子1個1個を観察・解析することが可能になり、ナノレベルでの表面計測・解析の基礎技術としての重要性が日々増している。
ナノ科学シンポジウムは、2020年からSPMユーザーシンポジウムとして開催してきたが、SPMの幅広い応用と技術に焦点を当てつつ、複合的に表面解析手法を用いた材料科学、半導体およびライフサイエンス分野の最先端の研究情報を共有・交換するシンポジウムへと拡大している。
MEMS技術、表面分析・解析技術、表面技術など多様な分野の第一線で活躍している登壇者による講演やポスターセッションを通じて、材料・表面技術とナノテクノロジーとの共創を明らかにするとともに、ナノテクノロジー支援の取り組みを発信する。
ナノ科学シンポジウム2026の講演タイトルと登壇者は以下のとおり。
・Keynote Speech「GaN結晶が拓くグリーン・デジタル社会」
森 勇介氏(大阪大学 大学院工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 教授)
・Invited Talk「双性イオンポリマーで創る抗汚染・抗菌表面」
高井まどか氏 (東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 教授 マテリアル工学科兼担)
・Invited Talk「有型成形加工のナノインプリント技術が拓く半導体素子・人工光学素子」
中川 勝氏(東北大学多元物質科学研究所 光機能材料化学研究分野 教授)
・Invited Talk「全固体電池における劣化解析技術」
藤野渚彩氏(日産アーク)
・Invited Talk「全固体電池内部のインピーダンス分布を可視化するAFM計測技術」
山岸裕史氏(産業技術総合研究所 電池技術研究部門 主任研究員)
NSSJ2026ではまた、ポスターセッションを実施。SPMコミュニティで国際的に著名な教授陣や専門家の前で、自身の研究内容・成果を発表し議論することができるほか、『NANOscientific Magazine』やSPM企業Park Systemsの資料に掲載され、発表者の研究の影響力を高めるチャンスとなる。受賞した研究にはさらに、以下の賞金が贈られる。
・1名 - 最優秀賞 5万円
・2名 - 優秀賞 3万円
ポスター発表の申込期限は10月9日で、問い合わせ先は以下のとおり。
ナノ科学シンポジウム事務局
NSSJ@parksystems.com





