表面技術協会、「表面技術とものづくり研究部会」を発足

　表面技術協会（ http://www.sfj.or.jp/ ）は、「表面技術とものづくり研究部会」を発足させる。従来、「電鋳・金型表面処理研究部会」と「表面改質・硬化部会」としてそれぞれ活動を行っていたが、共通する領域も多いことから共催による例会も何度か開催、今回両部会の幹事が協議を重ね、合併して新たな部会を発足した。

　合併後の対象分野は、設計、素形材、加工技術、熱処理、処理液、表面処理技術、設備および品質管理など表面技術の広い分野とし、新しい技術の情報提供と会員の相互交流、そして若手技術者、研究者の育成を行う。また、「表面技術」と「ものづくり」を融合させるべく、設計者をはじめ表面処理の利用者の啓蒙を図り、学術面と産業面の両面から表面処理技術のさらなる普及を図っていく。

　代表幹事は東京都市大学名誉教授の星野重夫氏。活動として、例会は講演会・見学会などを年３～４回程度開催、技術者育成のための講習会開催など。年会費は1社あたり20000円となっている。