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表面技術協会、「前処理としての表面技術特集号」の論文募集開始

 表面技術協会( http://www.sfj.or.jp/ )は、同協会が発行する「表面技術」の第64巻12号(平成25年12月1日発行)「前処理としての表面技術特集号」における掲載論文の募集を開始した。

 表面改質・薄膜形成では、主工程の前に、少なからず「前処理」工程を必要とする。前処理に成否は最終的な品質につながり、「ものづくり」にとって極めて重要であるが、その詳細が公表されることは少ないという。最適な前処理を実施するためには、広範な学術的・技術的な知見と経験とが必要である。しかし、前処理工程の多くがそれぞれのノウハウとして公表されてこなかったことから、前処理の効果やメカニズムなどについて、学術的な面からの検討が十分に行われてこなかった。

 このような状況のもと、同協会の会誌編集委員会では、本年12号に「前処理としての表面技術」と題して、特集を企画することとした。同協会によると、表面処理において前処理がどのように行われてきたかを振り返り、さらにその最新動向について紹介することが、表面技術の発展に必須と考えたからである。

 同特集では、ウエットプロセス、ドライプロセス、溶射、塗装、アノード酸化などを対象とし、最終の表面処理以外の工程/処理はすべて前処理として、洗浄を含む前処理技術および評価法など周辺技術の進展を概観する。

  論文の募集要項や投稿規程などの詳細は、こちらより。