東京都立産業技術研究センター( http://www.iri-tokyo.jp )は6月20、21日の二日間、東京・青海の同センターで研究や技術開発の成果を中小企業に周知するため、「平成25年度研究成果発表会」を開催する。
身近な生活に深く根ざしつつある「ロボットテクノロジー」や、サステナブル社会の実現に向け新たな暮らし方を提案する「ネイチャーテクノロジー」など、今後、日本の新しい展開を切り開く技術分野をテーマとする基調講演のほか、オンリーワンの価値を生み出すデザインの考え方やものづくりを超えた「超ものづくり」にかける開発者の思いなどに迫る特別セッションも行う。
研究成果発表会では、「情報技術、エレクトロニクス、システムデザイン、環境・省エネルギー、バイオ応用、メカトロニクス、EMC・半導体、品質強化、ものづくり基盤技術、ナノテクノロジー、復興支援技術」の分野と、都市課題解決を目指し首都大学東京と実施した共同研究の成果を発表する。同時に、東京イノベーションハブでは、研究成果のパネル展示や基調講演のテーマに関するデモンストレーションも行う。表面改質関連の主な発表題目は以下のとおり。
「ものづくり基盤技術/少子高齢・福祉分野」
6月20日 研修室242
11:20~11:40 「セラミック材表面へのイオン照射効果」表面技術グループ 寺西 義一 氏
13:20~13:40 「ダイヤモンドバイトによる金型用鋼の鏡面加工」機械技術グループ 藤巻 研吾 氏
13:40~14:00 「塗装によるRPモデルへの意匠性付与」表面技術グループ 小野澤 明良 氏
「環境・省エネルギー分野」
6月20日 研修室243
14:30~14:50 「環境低負荷型クエン酸ニッケルめっきの特性」表面技術グループ 浦崎 香織里 氏
「品質強化分野」
6月21日 研修室244
15:00~15:20 「超音速フリージェットPVDによるFe基磁性膜の開発」芝浦工業大学 湯本 敦史 氏
「ものづくり基盤技術分野」
6月21日 会議室531
15:00~15:20 「CVD多結晶ダイヤモンド被覆メカニカルシール製品の開発」表面技術グループ 長坂 浩志 氏
発表会の詳細はこちらより。