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SEMICON Japan 2024

 

サーモテック2013が7/3(水)から開催

 日本工業炉協会( http://www.jifma.or.jp/index.html )が主催する「サーモテック2013 第6回国際工業炉・関連機器展( http://thermotec-expo.com/ )」が2013年7月3日(水)から5日(金)の3日間、東京ビッグサイト東4ホールで開催する。

 1993年の初開催以来、4年に1度開催されている同展示会は、国内唯一かつアジア最大規模の工業炉・熱技術、関連機器の展示会である。第6回目を迎える今回は、「環境・熱・未来~見つけよう!熱技術の可能性~」をテーマに掲げ、最新の熱技術や省エネルギー技術を世界に広く発信し、熱技術の新たな可能性を提案する。

 出展対象は、各種工業炉、環境関連設備、省エネルギー関連設備・技術、リサイクル関連設備、燃焼機器、発熱体、耐火物、耐熱鋼、計測・制御機器、搬送装置、表面加工処理技術や機器、遠赤外線関連機器、電熱関連機器、発電・電源装置、熱・熱流解析機器、ボイラー・暖房機器、各種熱・冷熱関連機器、応用機器、冷熱技術、サービス、廃棄物関連設備や技術、IT 関連、エネルギー供給機器(油・ガス・電力)、その他関連製品・サービス。展示の他には、日本熱処理技術協会による熱処理相談コーナーも会場内で行われる。

 7月3日には、基調講演として経済産業省製造産業局素形材産業室長 田中哲也氏による「新素形材産業ビジョンと今後の展望」が行われる。また、特別講演では「女性はものづくり産業を救えるか」と題してばね、めっき、鋳造、工業炉・熱処理の各業種の女性社長「ものづくりなでしこJAPAN」がパネルディスカッションを行う。さらに三日間を通して「出展者プレゼンテーション」が行われるなど、展示会以外でも充実したイベントが用意されている。

 「サーモテック2009 第5回国際工業炉・関連機器展(2009年7月開催)」では、7カ国・地域から145社が出展し、3日間で18,292 名の来場者を迎えた。出展者、来場者ともに満足度の高い開催となり、2013年度開催にも大きな期待が寄せられている。世界の産業構造が大きく変わる中、アジアを中心とした新興国では急速に工業化が進み、工業炉関連業界の主たる市場も中国やインド、さらには東南アジア諸国に移りつつあるが、日本が最新の工業炉や熱技術を生み出す研究・開発の拠点である。今回の開催は最先端の技術を日本から世界にアピールしていくための重要な機会になるという。