表面科学と超高真空において事業を行うドイツ・オミクロン ナノテクノロジーとスウェーデン・VGシエンタは合併を行い、シエンタ オミクロン( http://www.scientaomicron.com/ )として5月29日から新たに事業を開始した。これに伴い、日本国内ではオミクロン ナノテクノロジー ジャパンとVGシエンタが合併、このほど新たにシエンタ オミクロン株式会社として発足した。
新会社では、オミクロン ナノテクノロジー ジャパン㈱が取り扱っていた超高真空技術を利用した走査型トンネル顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)、X線光電子分光分析装置(XPS)、走査型電子顕微鏡(UHV-SEM)、走査型オージェ電子顕微鏡(SAM)、光電子顕微鏡(PEEM)、VGシエンタ㈱が取り扱っていたX線光電子光装置(PES)、高エネルギー分解能光電子アナライザーなどを継続して取り扱うほか、両社の特徴を活かした装置をシステム化して顧客に提案する。
また、従来オミクロン ナノテクノロジー ジャパン㈱が輸入代理店として取り扱っていたHYSITRON社製のナノインデンテーション装置やFOCUS社製のPEEM、IONOPTIKA社製の各種イオン銃、MBE KOMPONENTEN社製のMBEソース類についても、引き続き新会社で取り扱いを行うとともに、サポートサービスを拡充させていく。
新会社の概要は以下のとおり。
シエンタ オミクロン株式会社
代表取締役社長 大岩 烈
〒140-0013 住所 東京都品川区南大井6-16-4
電話番号 03-6404-9133