日本電子( http://www.jeol.co.jp )は、多様化する顧客ニーズや拡大する市場に対応するため、新型卓上走査電子顕微鏡「JCM-6000Plus NeoScope」を開発、販売を開始した。
走査電子顕微鏡は医学・生物学の分野やナノテクノロジー、金属、半導体、セラミックスなど様々な分野で活用され、用途を広げている。また、使用される目的も基礎研究から製造現場、品質管理まで幅広く使用されている。
同品は上位機種で採用している高感度半導体検出器を搭載し、試料の組成コントラスト情報の取得を容易にし、解析・分析の効率化を実現した。また、高真空機能・二次電子検出器を引き続き搭載し、高倍率観察において試料最表面の微細構造を鮮明に観察することが可能。
主な特長としては、タッチパネルによる簡単操作と充実のオート機能、高真空下における二次電子像観察が可能、反射電子像の画質向上、元素分析機能など豊富なオプション機能、デザイン性の高い外装、省スペース、など。