JFEスチール( http://www.jfe-steel.co.jp )は、東日本製鉄所(京浜地区)において鋼管の純亜鉛めっき設備を導入することを決定した。
ガス管や、空調・衛生・防災設備などの各種配管に使用される亜鉛めっき鋼管は、RoHS指令、REACH規制などの世界的な環境規制の流れを受けて、鉛を含まない純亜鉛めっき化への移行が進んでおり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた需要発現時には、グリーン調達の流れが一層加速することが見込まれているという。
このようなニーズに応えるため、同社は東日本製鉄所の溶接管工場において、新たに純亜鉛めっき設備を導入することを決定した。原管製造設備(主に京浜地区)に隣接する場所に純亜鉛めっき設備を導入することで、純亜鉛めっき化という品質向上に加え、納期短縮や中間在庫の削減にもつながる。営業生産開始は2017年4月を目指す。