「ASTEC2016 第11回先端表面技術展・会議」や「SURTECH2016 表面技術要素展」、「nano tech2016 第15回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」、「新機能性材料展2016」など合計11の展示会が1月27日から29日までの三日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。
これら展示会では、参加者の技術課題やニーズをより広く見つけ出すことや、ニーズに対する解決策やシーズ技術を自ら提案することが可能となる「ICSビジネスマッチングシステム」を導入している。同システムは、シーズの導入から技術提携、起業アライアンスなど様々な商談・ビジネスマッチング実現のためのアシストツール。出展者・来場者ともに、担当者ベースでシーズ・ニーズを登録し、出展者から来場者へのアプローチだけでなく、出展者同士の事前マッチングも可能とする。
また、28日にASTECの会場内で行われる第11回表面技術会議では、「医療等様々な分野に応用される表面・界面技術」、「表面技術により飛躍するプリンテッドエレクトロニクス」の二つのテーマで招待講演が8題行われる。題名、発表者は以下のとおり。
医療等様々な分野に応用される表面・界面技術
「材料表面処理・加工技術から見た再生医療」田畑 泰彦氏(京都大学再生医科学研究所 生体材料学分野 教授)
「人工関節に応用される骨結合表面処理技術」植月 啓太氏(帝人ナカシマメディカル)
研究部 研究グループ グループリーダー・主任研究員)
「柔らかい表面のナノ機械物性測定」佐々木 信也氏(東京理科大学 工学部第一部 機械工学科 教授)
「PMS処理によるポジティブアンカーを利用した異種材料接合技術」前田 知宏氏(輝創 代表取締役)
表面技術により飛躍するプリンテッドエレクトロニクス
「紙にシリコンを印刷」石原 良一氏(デルフト工科大学 電子数理情報工学部 准教授)
「フォトリソに迫るプリンテッド・エレクトロニクスの実現・マイクロコンタクトプリンティング技術開発」丸野 正徳氏(日本電子精機 代表取締役社長)
「インクジェットによる導光板製造」早川 孝氏(ミヤカワ 代表取締役社長)
「微小液滴の「ぬれ性」評価技術」亀井 信一氏(協和界面科学 代表取締役)