シチズン時計マニュファクチャリング( http://cwmj.citizen.co.jp/ )の連結子会社であるシチズン夕張( http://www.citizen-yubari.jp/ )は、腕時計用部品の洗浄・めっき作業スペースを従来比で3倍に拡大した新工場棟を9月末に完成、10月上旬から生産を開始した。また、製造工程で使用した水の排水処理設備も更新、作業効率と安全性、そして環境対策を強化・両立できる体制を整えた。
シチズン夕張は、1984年に設立し、時計内部の主要部品である歯車など輪列部品の生産を行っている。工場棟建設は8年ぶり、今回で5棟目になるという。
新工場棟建設により、これまで手狭であった製造部品の洗浄・めっき作業スペースを従来比で3倍に拡大し、作業効率と安全性、今後の受注増加に対応できる体制を整えた。
また、工場全体の工程配置を見直し、これまで外部に委託していた部品の製造工程を内製化することで、効率的な一貫生産を実現した。これに伴い、工場全体の生産能力が拡大し、約7名の雇用増加を計画している。