パーカー熱処理工業( http://www.pnk.co.jp/ )の設備営業部は、従来のICBPの技術を導入したグロス100kgの新型低圧浸炭・浸炭窒化炉「ICBP NANO」の販売を開始した。ピット不要で生産ラインに直接統合でき、機械加工と熱処理の間のフローを簡略化できる。
3室に積み重ねたコンパクト設計の加熱セルを持つモジュール1基と、部品を冷却するガス冷セルで構成。加熱モジュール2基・加熱セル6室に拡張でき、生産性を高められる。
特殊構造によるガス冷セルで歪みを低減すると同時に、部品ごとに処理の均一性と再現性を達成。各セルは異なる温度、ガス注入、加熱処理レシピでセルごとに動作できるよう別々に制御される。
社内に実機を設置しており、事前に試作対応が可能となっている。
パーカー熱処理工業「ICBP NANO」