新東科学は、直交バランスアーム方式を採用した摩擦摩耗試験機「トライボギアTYPE:40」の販売を開始した。
摩擦力を測定する荷重変換器を測定子直上に配置し、不要な機構をなくしたことにより、高いレスポンスとセッティングの誤差を排除した。また、試料テーブルの摺動方向をアームに対して直交させことにより、往路復路の荷重変動をなくし耐摩耗性評価の信頼性を大幅に向上させた。さらにY方向ステージを標準装備して13mmストロークするように設計、サンプルを付け替えることなく別の部分で測定ができる。標準装備のアクリリカバーに対して、オプションでカバーを簡易的にシールでき、雰囲気や温度等、特定の環境下での試験にも対応できる。