新東工業( http://www.sinto.co.jp/ )は、アメリカで金属の表面検査・分析および表面処理事業を展開する Lambda Technologies Group(ラムダ社)と業務提携したと発表した。これにより、自動車産業への取組みに加え、成長分野である航空機・同部品製造への対応を強化していく。
同社では、これまでも米国、日本を中心に航空機部品の製造設備や消耗品の販売、ピーニング加工等を行ってきた。ラムダ社は、長年に渡る金属表面の疲労強度の検査・分析事業を通じて疲労強度を向上させる独自の工法を確立、米国連邦航空局の認可を得ているほか、すでに新型の航空機エンジンの部品や米国航空会社のメンテナンスに採用されるなど、部品の長寿命化、強度向上に関するノウハウ・知見では米国でも有力な企業の一つだという。
グローバルベースでのジェット旅客機の運航機数は向こう20年間で現状の2倍近くに達するといわれており、今回の業務提携で、新東工業は、ラムダ社のビジネスモデルを活かして一気に事業展開を加速する。