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SEMICON Japan 2024

 

サクラクレパス、細かい部分や曲面のプラズマ効果の確認が容易に行える大気圧プラズマ用評価ツールにマーカータイプを追加

 サクラクレパス(https://plazmark.craypas.co.jp/)は、プラズマ中のラジカルやイオンで変色する色材を用いて、プラズマ処理効果を「色で見える化」できる評価ツール「プラズマインジケータTM PLAZMARK®」の大気圧プラズマ用にマーカータイプを追加する。本年10月末から出荷を開始する予定。

サクラクレパス プラズマインジケータ PLAZMARK 大気圧プラズマ用にマーカータイプ mst 表面改質
プラズマインジケータ PLAZMARK 大気圧プラズマ用にマーカータイプ

 

 プラズマインジケータ™ PLAZMARK® はプラズマの処理効果を可視化する評価ツールとして、 2014 年の発売以来、ユーザーの用途に応じて商品ラインナップを拡充してきた。大気圧プラズマ用は、車載部品/プリント配線板製造/FPD製造/フィルム加工など、大気圧(常圧)プラズマ処理のチェック用として多くのユーザーに利用されている。

 同社では今回、これまでのロングラベルタイプ/シートタイプに加え、初の筆記具形状となるマーカータイプを発売する。

 フィルム業界におけるRoll to Roll処理や、曲面および複雑な立体形状の部品に対して 、 従来の印刷物タイプのプラズマインジケータ™では 、 フレキシブル性やサイズの制約から使用が難しく、プラズマ処理効果の確認において課題があった 。

 また、既存の評価手法である接触角測定や濡れ試薬を用いると、液体が流れてしまい、プラズマ処理効果の確認が困難な状況だった。同社では今回、こうした課題の改善を目的に、「マーカータイプ」のインジケータを開発したもの。特長は以下のとおり。

・小型のワークや複雑な形状のワークに対するプラズマ処理を容易に可視化できる

・Roll to Rollなどの柔軟な素材に対するプラズマ処理の確認にも利用可能

・マーカータイプのため手軽に使用でき、運用コストも抑えられる

サクラクレパス プラズマインジケータ PLAZMARK 大気圧プラズマ用にマーカータイプ 特長 mst 表面改質


 

サクラクレパス プラズマインジケータ PLAZMARK 大気圧プラズマ用にマーカータイプ 仕様:対応ガスは、同社で確認できたものを記載。混合で使用する場合も含め、この記載が全てではない mst 表面改質
仕様:対応ガスは、同社で確認できたものを記載。混合で使用する場合も含め、
この記載が全てではない
サクラクレパス プラズマインジケータ PLAZMARK 大気圧プラズマ用にマーカータイプ 変色見本(従来品ロングラベルとの比較):インキの隠蔽力が優れているため、透明な素材から濃色の素材に至るまで、多様な素材素材に至るまで、多様な素材に利用可能 mst 表面改質
変色見本(従来品ロングラベルとの比較):インキの隠蔽力が優れているため、透明な素材から濃色の素材に至るまで、多様な素材素材に至るまで、
多様な素材に利用可能