新東工業( http://www.sinto.co.jp )は、インドネシア共和国に合弁会社「シントーインドネシア社」を設立、営業を開始した。
シントーインドネシア社は、鋳造設備、表面処理装置、環境装置とこれらの消耗品の製造、販売およびメンテナンスを主要事業としており、納入済設備のアフターサービスの強化を目的に設立された。新会社へは、新東工業が51%、現地企業のアルコリンド社が25%、現地販売会社のオクト社が24%を出資する。
インドネシアでは、自動車の需要が急速に拡大しており、2015年度には、100万台を超える見込みで、自動車関連の日系企業の進出も加速度的に進んでいる。新東工業は、インドネシア市場に対して、鋳造プラントや表面処理装置をこれら日系企業や現地ローカルメーカー向けに数多く納入しており、メンテナンス部品等のアフターマーケット需要への対応に加えて、幅広い分野からの新規の設備需要も見込んでいる。
アルコリンド社は、新会社からの委託を受けて装置や部品の現地での製造、オクト社は同様に現地ローカルメーカー向けに装置や投射材等の消耗品の販売をそれぞれ担当する。新会社の社長には、アルコリンド社の現社長のエルウイン・ハージャルデイ氏が就任し、当面の従業員数は8名からスタートする。