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SEMICON Japan 2024

 

トライボコーティング技術研究会など、第4回岩木賞贈呈式、第14回シンポジウムを開催

受賞者と関係者一同受賞者と関係者一同 トライボコーティング技術研究会( http://www.tribocoati.st )と理化学研究所は2月24日、埼玉・和光市の理化学研究所・鈴木梅太郎記念ホールで、「岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)第4回贈呈式」および「第14回『トライボコーティングの現状と将来』シンポジウム」を開催した。

表彰されるJun氏表彰されるJun氏 岩木賞は、同研究会と未来生産システム学協会(NPS)などからなる岩木賞審査委員会が表面改質、トライボコーティング分野で著しい業績を上げた個人、法人、団体を顕彰するもので、当該分野で多くの功績を残した故岩木正哉博士(理化学研究所元主任研究員、トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業をたたえ、2008年度より創設された。今回は、新設された国際賞と事業賞の募集を行い、国際賞には「低コスト、高性能なコーティング技術の開発及び産業的応用、事業化を通じての日本との交流」で韓国J&L Tech社CEOのYoungha Jun氏、事業賞には「酸化チタンとカーボンナノチューブ複合液のコーティングにより開発された、太陽光を効率的に取り込む集熱板」でナノフロンティアテクノロジーと信州大学が受賞した( 受賞理由はこちら)。

 贈呈式の後はシンポジウムに移行、岩木賞の記念講演が行われた後、以下の特別・会員講演が行われた。
特別講演:「ガスクラスターイオンビーム加工について」佐藤嗣紀氏(不二越)
会員講演:「新領域プラズマ反応場」西村芳実氏(栗田製作所)
会員講演:「ダイヤモンドコーテッド工具によるドライ絞り加工」玉置賢次氏(東京都立産業技術研究センター)
会員講演:「ナノダイヤモンドの表面加工における効果」春日博氏(理化学研究所)
シンポジウムのもようシンポジウムのもよう