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ハイウィン、状態可視化システム搭載ボールねじの特設ウェブページを公開

3年 ago
ハイウィン、状態可視化システム搭載ボールねじの特設ウェブページを公開kat 2022年03日15日(火) in

 ハイウィンは、モノづくり現場のスマート化を後押しする状態可視化システム搭載ボールね「i4.0BS®」を紹介する特設ウェブページ「スマートマニュファクチャリングにコネクトする」(http://www.hiwin.co.jp/lp/i40bs/)を2月下旬に公開した。

「i4.0BS®」を紹介する特設ウェブページ

 

 i4.0BS®は、ボールねじに取り付けたセンサーからの信号をECM(Edge Computing Module)で収集し、独自の診断アルゴリズムでインテリジェント診断を行う。診断結果はEthernet通信を経由してユーザーの端末に表示。これにより、ボールねじの状態を可視化し、メンテナンスの予定を立てたり、故障の予兆をとらえることが可能になる。また、インテリジェント診断機能のほか、ログの自動保存、複数の端末による遠隔監視ができることにより、生産ラインの性能を維持する予知保全や環境に配慮したクリーンなものづくりといったニーズも満たす。

 i4.0BS®の特設ウェブページでは、装置メーカーでのi4.0BS®採用によりスマートものづくりを実現するワンランク上の装置開発に役立てられることや、エンドユーザーでのi4.0BS®搭載装置の導入により装置のメンテナンス時期の予測や加工精度低下を防ぐなど生産効率の向上や給油量の削減といったメリットを、以下の構成で紹介している。


・状態可視化システム搭載i4.0BS®とは

・i4.0BS®導入に適する産業

・i4.0BS®の機能 -インテリジェント診断-

・i4.0BS®の構成

・よくある質問

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THKとリバネス、教育現場向け体験型教材を新開発

3年 ago
THKとリバネス、教育現場向け体験型教材を新開発kat 2022年03日15日(火) in

 THKとリバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発、全国の中学校・高等学校を対象に本教材を使用してもらう無償トライアル校を30校募集する。

 

 少子高齢化が進む中、工学部出身者の減少傾向は年々進んでおり、製造業を生業とする企業は危機感を募らせている。世界で戦っていくためには、できるだけ早い段階からしっかりとした基礎を身につけるとともに、情熱をもって、いろいろなものづくりに挑戦した人材が少しでも増えていくことが望まれている。一方、教育現場では、学習指導要領の改訂に伴い、「主体的・対話的で深い学び」に重きが置かれ、答えのない課題に対して向き合う力を育成する方法が模索されている。

 そこでTHKとリバネスでは、持続的な『創造開発型人財』の育成を目的に、2017年より「THK共育プロジェクト」を進めてきた。本プロジェクトでは、ものづくりに取り組む小中高生への研究助成と研究サポートを行う「サイエンスキャッスル研究費THKものづくり0.賞」を通じて、50校の小中高生のものづくりを後押ししてきた。また、THK社員自らがものづくりの楽しさを伝える「ものづくり出前授業」の実施を通じて、延べ720名の中学生にものづくりの魅力を届けてきた。

 さらに、持続的に次世代のエンジニアの仲間を増やしていくため“課題解決型のものづくり”をキーワードとして、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を開発した。

 本教材は、設計・組立て・プログラミングを通して本格的なものづくりを学び、チームで協力しながら試行錯誤を繰り返して課題を解決していく楽しさ・難しさを実感できるオリジナル教材となっている。本年3月2日~4月28日にウェブサイト「ものづくり0.(ゼロドット)」(https://www.monozukuri-zero.com/monozukuri-training-kit/)で、本教材を授業や部活動などで活用できる無償トライアル校の募集を行っている。

 THKものづくり探究教材の特徴は以下のとおり。

・学習指導要領に沿った教材内容:授業のカリキュラムに沿って、主体的・対話的で深い学びを体験できる

・身近な事例を用いた課題解決型ものづくりを実体験;生徒同士がチームワークを発揮しながら身近な事例の課題解決に取り組み、授業を通してものづくりの楽しさも体験できる

・プロのエンジニア集団が開発:エンジニアが議論し合いながら、開発した教材であり、ものづくりの醍醐味を実感できる
教材のポイントは以下のとおり。

・機械部品を使った本格的な探究教材:ロボット用サーボモータ/近接センサ/micro:bitなどの本格的な機械部品に触れられる

・学校の授業や部活動で活用しやすい: 2コマ100分の授業で組み立てからプログラミングによる試行錯誤までができるほか、生徒の自由な発想で教材を改良することができる

・課題解決型ものづくり体験:チーム一丸となって課題の発見、試行錯誤を繰り返して課題解決に取り組むことができる

 主な対象と活用方法は、中学校技術科の授業/中学校・高等学校の部活動/高等学校の理数探究の授業など。

 THKでは、「リバネスとともにTHKものづくり探究教材を全国の中学校・高等学校へ広げ、ものづくりの楽しさを伝えていく。そして、中高生たちが自分なりのものづくりに、たとえ0.1歩でも踏み出していく機会を増やしていきたい」とコメントしている。

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ジェイテクト、高耐熱リチウムイオンキャパシタが水素燃料電池ドローンの補助電源に採用

3年 ago
ジェイテクト、高耐熱リチウムイオンキャパシタが水素燃料電池ドローンの補助電源に採用kat 2022年03日15日(火) in

 ジェイテクトが2019年10月より量産開始した高耐熱リチウムイオンキャパシタと補助電源システムが、ロボデックスが開発中の水素燃料電池ドローンの次世代機へ搭載される。

 

ロボデックス製 水素燃料電池ドローン



 

ジェイテクト製 リチウムイオンキャパシタ


 物流やインフラ点検などでの利用に期待される産業用ドローンの長時間飛行の実現に向け、水素燃料電池の搭載・実用化が期待されている。ロボデックスは、国内でいち早く水素燃料電池ドローンに関する経産大臣特認、国土交通省航空局の水素燃料電池の飛行許可を取得し、国内外の企業と協力して水素燃料電池ドローンの実用化に取り組んでいる。

 キャパシタとは、二次電池に分類される蓄電デバイスで、電気の出入り(放電・充電)が非常に早く、出力密度に優れており、繰り返し充放電による性能劣化が少なく、寿命が長いといった特徴がある。特にジェイテクトのキャパシタは、従来のキャパシタの動作温度範囲を凌ぐ-40~85℃を実現するほか、耐熱性向上により高負荷連続使用時の自己発熱(ジュール発熱)に伴う劣化を大幅に抑制、正極に活性炭を用いることで発火を抑制するなどの特徴を持ち、水素燃料電池が苦手とする大出力供給、電力変動吸収を担い、ドローンの運動性能を飛躍的に高めることが期待されている。

 ジェイテクトでは、12V系電源を搭載する大型車両へのEPS搭載を支援することを目的として、キャパシタと充放電コントローラーを従前のEPSに付加するシステムを開発。12Vの車両電源に対しキャパシタからの6Vの電圧を付加し18Vの高出力化を実現し、大型車両で必要な操舵アシスト力を確保している。乗用車向けのキャパシタの活用は補助電源用途に留まらず、車両電源失陥時にはバックアップ電源として作動するなど自動運転車両の信頼性向上に貢献。自動車向けに培った電源システムをドローン用48V電源に改造し搭載。ドローン電源電圧を最大65Vまで昇圧することを実現し、最大電力を最大出力2400Wから3250Wまで引き上げている。

 水素燃料電池ドローンでのキャパシタの役割としては、以下が挙げられる。
 
・目標高度までのドローンの急上昇、ドローン加速時における電力アシスト。水素燃料電池の劣化抑制

・キャパシタ高耐熱化により高負荷電力供給時のキャパシタ劣化も抑制、システム長寿命化に貢献

・高温、低温下で優れた入出力性能を発揮し、過酷な飛行条件にも対応

・強風時におけるドローンの姿勢安定化にも貢献し、水素燃料電池ドローンの信頼性向上

・ドローン電源失陥時には不時着用のバックアップ電源として動作(機能開発中)

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トライボロジー研究会、第32回講演会を開催

3年 ago
トライボロジー研究会、第32回講演会を開催 in admin 2022年03日11日(金) in

 トライボロジー研究会(運営委員長:杉村丈一 九州大学教授、事務局:協同油脂)は2月7日、Web会議システムを利用したオンライン方式により「トライボロジー研究会 第32回講演会」を開催した。今回は『カーボンニュートラルに向けたトライボロジー』をテーマに、以下のとおり行われた。

・KEYNOTE SPEECH
「カーボンニュートラル達成のために自動車開発に求められることとは」佐川琢円氏(日産自動車)

・「CASE STUDYについて」足立幸志氏(東北大学)

・CASE STUDY:SESSION Ⅰ CO2排出量の少ない原料・加工・エネルギー
 「歯切り加工における鋼材の被削性に及ぼすSi、Al添加の影響」間曽利治氏(日本製鉄)
「完全ドライ潤滑を実現するダイレス成形用工具の開発」南部俊和氏(日産自動車)
「風力発電装置主軸用軸受の信頼性向上への取組み」小林康裕氏(ジェイテクト)

・CASE STUDY:SESSION Ⅱ CO2排出量原単位の低減技術【電動化におけるCO2排出量原単位の低減】
「カーボンニュートラルに貢献する潤滑油の低粘度化」新吉隆利氏(トヨタ自動車)
「電動車両向けトランスアクスル用フルードの性能向上技術」松原和茂氏(出光興産)
「電動自動車駆動モータ用高速回転玉軸受技術」吉川武文氏(日本精工)
「自動車の電動化に対応したボールねじ用グリース開発」河内 健氏(協同油脂)

・CASE STUDY:SESSION Ⅲ CO2排出量原単位の低減技術【トータルエネルギーマネージメントによるCO2排出量原単位の低減】
「超長寿命自動車用円すいころ軸受の開発」藤原宏樹氏(NTN)
「再生潤滑油基油を利用した重量車ディーゼルエンジン油によるカーボンニュートラルへの貢献」内藤康司氏(潤滑油協会 潤滑油品質委員会)

・特別講演
「ワクワクドキドキ心豊かな未来のか・た・ち!」石田秀輝氏(地球村研究室)

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トライボコーティング技術研究会、第14回岩木賞贈呈式、第24回シンポジウムを開催

3年 ago
トライボコーティング技術研究会、第14回岩木賞贈呈式、第24回シンポジウムを開催 in kat 2022年03日04日(金) in

 トライボコーティング技術研究会と理化学研究所は2022年2月25日に、「岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)第14回贈呈式」および「第24回『トライボコーティングの現状と将来』シンポジウム-摩擦界面の解析と固体潤滑、DLCコーティングの最前線、薄膜研磨・デバイス開発-」をハイブリッド開催した。

第14回岩木賞受賞者と関係者

 

 岩木賞は表面改質、トライボコーティング分野で多大な業績を上げた故・岩木正哉博士(理化学研究所元主任研究員、トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業を讃えて、当該技術分野と関連分野での著しい業績を顕彰するもの。トライボコーティング技術研究会が提唱して2008年度に創設、未来生産システム学協会(FPS)が表彰事業を行っている。

 第14回目となる今回は、埼玉工業大学 長谷亜蘭氏が業績名「摩擦界面in situ観察・AEセンシング研究によるトライボロジー現象の可視化・診断の基盤構築」で優秀賞に、川邑研究所 川邑正広氏・宇宙航空研究開発機構(JAXA) 松本康司氏が業績名「宇宙探査における次世代型サンプルリターン用固体被膜潤滑剤の開発」で特別賞に輝いた。また、ティ・ディ・シーが業績名「金属箔(長尺フープ状)研磨技術の開発」で事業賞を受賞した。

 優秀賞の業績「摩擦界面in situ観察・AEセンシング研究によるトライボロジー現象の可視化・診断の基盤構築」は、摩擦界面in situ観察(その場観察)とアコースティックエミッション計測(AEセンシング)を活用し、トライボロジー現象の可視化・診断に関する研究を推進し、トライボロジー現象が関わる様々な問題解決へのアプローチを行ったもの。in situ観察によって得られた各種トライボロジー現象とAE信号の関係を明らかにしたほか、各種実験を実施しそのトライボロジー現象下で検出されたAE信号原波形の特徴を整理し、トライボロジー現象AE信号周波数の相関マップとして体系化した。AE信号周波数変化に着目したトライボロジー現象のインプロセス計測への適用・普及に貢献。AEセンシングによるIoT化・スマート化を一挙に加速できるほか、日用品、食品、医療など異分野への応用・展開が期待できることも評価された。

 受賞の挨拶に立った長谷氏は、「AEの研究は職業能力開発総合大学校 和田正毅先生の指導の下で始め、その後、トライボロジー研究の祖・曽田範宗先生の弟子である笹田 直先生、三科博司先生の下で摩耗の研究に入った。曽田先生も在籍した理化学研究所とトライボロジーの関わる岩木賞の受賞は、非常に感慨深い。実際の摩擦界面で起こるトライボロジー現象を可視化・診断する研究は必要不可欠であり、本研究成果は、省エネルギー・省資源、環境負荷低減につながるトライボロジー改善の根幹となる問題解決および最適化に貢献できると考えている。岩木正哉先生の名に恥じぬよう引き続き研究を進めていきたい」と語った。

左から、長谷氏、大森会長、当日プレゼンターを務めた熊谷泰副会長

 

 特別賞の業績「宇宙探査における次世代型サンプルリターン用固体被膜潤滑剤の開発」では、次世代型サンプルリターン機構の駆動部の潤滑要件に耐える固体被膜潤滑剤の開発に成功したことが評価された。探査機のサンプルリターン機構部品に固体被膜潤滑剤を適用する際には、摺動部から排出された摩耗粉がコンタミとなった場合でも地球外物質と明確に区別できるよう、固体被膜潤滑剤に使用可能な材料が制限されている。より多く、より大きな試料を持ち帰るために機器の大型化が進むサンプルリターンでは、駆動部の摩擦部には負荷が増すことからより潤滑性・耐久性の高い潤滑剤が求められる。高負荷条件で実績のある層状固体潤滑剤・二硫化モリブデン(MoS2)など多くの無機材料が制限され、限られた材料でMoS2系被膜の特性に相当する潤滑剤を開発する必要が生じている。本業績は、四フッ化エチレン(PTFE)樹脂とポリイミド(PI)樹脂結合材を組み合わせた摩擦係数0.1以下の長寿命の固体被膜潤滑剤を開発し、次世代のサンプルリターン機構に対応できる可能性を示した。

 受賞の挨拶に立った川邑氏は、「1980年代にJAXA(当時NASDA)が純国産ロケットの開発を開始した折から、潤滑剤も国産でとのお声がけをいただき宇宙機器用固体潤滑被膜の研究開発で参画した。以来、いくつかの宇宙プロジェクトの成功に向けて、目立たないのが美徳という潤滑剤でこつこつと実績を積み重ねてきた。いずれも多くの先生方の指導の下、成し遂げてきたもので、目立たないのが美徳の潤滑剤でこのような賞をいただけたことは、先生方の指導の賜物であり、あらためてここに感謝の意を表したい。新技術が登場するたびに潤滑にも新しい課題が突き付けられる。今後も潤滑の課題解決に向けて引き続き開発に努めていきたい」と語った。

左から、松本氏、川邑氏、大森会長、熊谷副会長

 

 事業賞の業績「金属箔(長尺フープ状)研磨技術の開発」は、長尺フープ状の銅箔への鏡面加工依頼に対し金属箔の鏡面加工の技術開発を積み重ね、ナノレベルの表面粗さを連続的に実現する専用装置を開発、長尺フープ状の金属箔の超鏡面加工および量産化に取り組みユーザーニーズに応えられるレベルに到達したことなどが評価された。本研磨技術は、長尺鏡面金属箔をフレキシブルデバイス用支持基板として、印刷技術を用いてロールto ロール方式で電極を形成するなど、安価に大量の電子部品製造が可能になる新手法として期待されている。ディスプレイ分野では本研磨技術を用いてアモルファス金属箔帯に対する鏡面化も実績があり、有機EL 材料としての採用も有望視されているほか、グラフェンを用いた新たなタッチパネルの量産化実現を支援する、グラフェン単層膜の製造用金型としての用途も見込まれている。

 受賞の挨拶に立ったティ・ディ・シー 赤羽優子氏は、「当社は宮城県の研磨屋だが、どんなに小さな依頼でも、他社がやりたがらない難しい精度や形状で困っている顧客のニーズに対し、新たな技術や装置を開発してでも応えてきた。顧客の課題を解決すると同時に技術力を高めてきた。今回の受賞業績も、顧客のこんな仕様のものが欲しいが、やってくれるところがなくて困っている、との声に対して地道に取組みを進めてきた賜物であり、その取組みを評価いただいたことは、とてもうれしい」と述べた。

左から、赤羽氏、大森会長、熊谷副会長


 贈呈式の後はシンポジウムに移行。岩木賞の記念講演として優秀賞に輝いた埼玉工業大学 長谷氏が、特別賞に輝いた川邑研究所 川邑氏が、事業賞に輝いたティ・ディ・シー 赤羽氏が、それぞれ講演を行った後、以下のとおり3件のトライボコーティング技術研究会会員による講演がなされた。

・「水素含有率の異なる DLC コーティング被膜の非鉄金属に対する耐凝着性の評価」川本秀士氏(ナノコート・ティーエス)…a-C:H被膜の粗さを研磨によってta-C被膜相当として評価した結果、ボール、ディスクともにA5052ボールを除いて、比摩耗量はおおむね研磨前の値に比べ研磨後の値の方が小さかった。また、研磨後においてボール、ディスク比摩耗量のトレードオフの傾向は確認されなかった。水素含有率の異なる各DLC被膜のアルミナボールとの摩擦摩耗特性を評価した結果では、アルミナボールの顕著な被膜攻撃性は確認されず、摺動により生じた摩耗粒子が酸化したもの、あるいは摩耗粒子が生じる際に酸化する酸化アルミがアブレシブ性に関係するものと考えられる。また、アルミ材ボールと異なり、顕著な摩耗粉の凝着は確認されなかった。被膜表面粗さを同等にしても、比較的高硬度のアルミナボールを相手材としても、ta-C被膜の比摩耗量はいずれの条件においても小さく、摩擦係数もa-C:H被膜と比較して不利な傾向は確認されなかった。

・「潤滑状態や潤滑剤の化学構造によって異なる DLC コーティング膜の摩擦特性」吉田健太郎氏(神奈川県立産業技術総合研究所)…オレイン酸潤滑下での摩擦係数の経時変化の比較では、ta-C被膜がa-C:H被膜に比べ1/8程度の0.005という摩擦係数を著しく短い安定時間で発現、この違いはトライボ化学反応というDLC膜と潤滑剤中の極性基の化学反応の違いに起因するとした。また、エステル系潤滑剤中の炭素鎖長と分岐の有無の影響では、ta-C被膜同士の摩擦ではC6-C10直鎖、C9分岐、C10分岐の順に摩擦係数が低くなる傾向を示し、a-C:H被膜同士の摩擦ではC6-C10直鎖、C10分岐、C9分岐の順に摩擦係数が低くなる傾向を示し、ta-C被膜がa-C:H被膜に比べて潤滑剤の化学構造や極性が異なるものに対して摩擦係数低減効果を発現しやすい結果となった。さらに、トリメチロールプロパントリオレート(TMPTO)中では、混合潤滑では平滑ta-C被膜がa-C:H被膜に比べ低い摩擦係数を示したが、EHL~流体潤滑ではa-C:H被膜が平滑ta-C被膜よりも低い摩擦係数を示した。

・「超薄型有機電子素子を利用した集積化デバイスの実現とウェアラブルエレクトロニクス応用」福田憲二郎氏(理化学研究所)… 次世代ウェアラブルエレクトロニクスとして、やわらかく、軽く、伸縮自在の超薄型(厚さ2.5μm)有機薄膜太陽電池を紹介した。東レとの共同開発による耐熱・高効率有機太陽電池では、耐熱性と高エネルギー変換効率を両立する新しい半導体ポリマーに加え、超薄型基板材料として表面平坦性と耐熱性に優れた透明ポリイミドを用いることで、ガラス基板に匹敵する高いエネルギー変換効率15%を達成するとともに、100℃の加熱でも素子劣化が無視できるほど小さいという高い耐熱性を実現。ホットメルト手法を用いた衣服への直接貼り付けを可能しており、発電する紳士服「発電スーツ」も開発している。さらに、自律駆動型センサシステムや、超柔軟有機太陽電池と超柔軟有機LEDの無接着剤・超柔軟導電接合技術について紹介した。

第24回シンポジウムのもよう
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NTN、ポータブル軸受異常検知装置の海外販売を開始

3年 1ヶ月 ago
NTN、ポータブル軸受異常検知装置の海外販売を開始kat 2022年02日21日(月) in in

 NTNは、転がり軸受の異常を検知する「NTNポータブル異常検知装置」の海外地区における販売を開始する。電動機械(昇降機、ポンプ、搬送機械)や製紙機械、プラント設備、工作機械、一般産業機械の設備保全、出荷検査、サービス員携帯用に提案を進める。同社ではまた、リモート技術支援サービスと組み合わせた軸受診断サービスも展開していく。

NTNポータブル異常検知装置


 NTNポータブル異常検知装置は、設備の振動測定や、軸受の異常検知と損傷部位の推定を可能にする装置。手のひらサイズのコンパクト設計で持ち運びがしやすく、マグネットやねじなどで設備に取り付けるだけで簡単・短時間に測定できる。

使用例


 近年、生産ラインの安定稼働を目的として搬送機械や油空圧機器など付帯設備の予防保全の重要性が増す中で、人材不足などを背景とする機械保全のノウハウの蓄積・伝承が課題となっており、機械の異常を検知するツールのニーズが高まっている。

 本商品は高い利便性や測定データの正確さで定評があり、また、NTNの技術者が本商品による振動などのデータから軸受の状態を診断・分析するレポートサービスも高評価され、国内では100件以上の本商品の販売やレポートサービスの提供実績がある。

 同社では今回、本商品のさらなる販売拡大を目的に、米州、欧州、アジアなどでの販売を開始する。販売開始にあたり、測定結果の表示単位にインチを追加したほか、Wi-Fi通信の安定接続のための電磁ノイズ対策など、商品仕様の一部について改善を行った。また、製造現場の情報を日本のNTNの技術者と共有して適切な支援を行う、リモート技術支援サービスと組み合わせることで、本商品の使用や軸受の診断・分析もサポートする。

リモート技術支援サービスの概要

 

 同社では、本商品の海外地区における販売を含め、補修需要のさらなる取り込みによりアフターマーケット事業の拡大を図るとともに、診断・分析サービスや軸受のセンサ化によるモニタリングサービスなど、ハード(商品)とソフト(サービス)を組み合わせた新しいビジネスモデルの構築を進めていく。

 本商品の主な仕様は以下のとおり。

・サイズ:幅41mm×奥行36mm×高さ87mm

・重量:約145g(マグネットを除く)

・防塵・防滴性:IP65準拠

・測定・分析手段:Apple iPhone、iPad+専用アプリ

・測定・解析内容:振動OA(Over All、加速度/速度/変位)、高速フーリエ変換(FFT)分析による軸受や機械の損傷箇所の推定および異常検知

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NTN、小型・軽量の逆入力遮断クラッチを開発

3年 1ヶ月 ago
NTN、小型・軽量の逆入力遮断クラッチを開発kat 2022年02日21日(月) in in

 NTNは、逆入力遮断クラッチ「トルクダイオード®」の新たなラインアップとして、従来品に対して外輪外径を1/3の10mmに小型化し、重量を1/14の5gに軽量化したトルクダイオード「TDL8」を開発した。各種産業機械の小型・軽量化に貢献し、省エネルギー化と安全性を向上する。逆入力防止機構や落下防止機構などへの提案を進め、2024年度に2億円/年の販売を目指す。

TDL8 主要寸法:外輪外径10mm

 

 トルクダイオードは、モータと変速機など二つの動力伝達軸の間に使用し、入力軸からの回転(トルク)を出力軸に伝達し、出力軸からの回転(トルク)は入力軸に伝達しない逆入力遮断クラッチ。トルクダイオードには、出力軸を回転させようとしても出力軸がロックされて入力軸へ回転を伝達しないロックタイプと、出力軸を回転させると出力軸が空転して入力軸へ回転を伝達しないフリータイプの2種類がある。

 ロックタイプのトルクダイオード(TDL)は、外輪と内輪、保持器、ころ、ばね、側板で構成されており、ユーザーが用意する入力軸とともに使用する。入力軸の回転は、内輪と一体化した出力軸に伝達される一方、入力軸が回転しない場合には、ころとばねが出力軸をロックし、逆入力を遮断する。同様の機能を持つ電磁ブレーキと比べて、TDLは電気や配線が不要となるため、搭載機器の省エネルギー化が可能となるほか、停電時における安全性能にも優れている。

ロックタイプ トルクダイオードの機能


 これらの特徴を活かし、TDLは意図しない出力軸の回転を防止するための逆入力防止機構や、停電時など入力軸の回転が停止した際の安全確保を目的とした落下防止機構などに使用されている。例えば自動車では、シート座面の高さ調節時に、レバー操作によりシートを上下させ、操作がない時はその高さを保持するシートリフタ機構に採用されている。

開発品の適用例:落下防止機構


 今回開発した小型・軽量トルクダイオード「TDL8」は、新たに開発した極小径のころに加え、従来よりも省スペースを可能とする独自形状のばねを採用することで、同社従来設計を適用した同サイズの商品に比べ、ころを多く組み込んでいる。これにより、同社従来品「TDL28」から1/3の小型化となる外輪外径10mmと1/14の軽量化となる重量5gを実現した。

構造

 

 開発品は、従来品から大幅な小型・軽量化を実現しており、搭載機器の小型・軽量化・省エネルギー化に貢献するとともに、搭載機器を小型化することでその機器を加工するのに必要な電力や切削液、工具の消費などを抑えられ、機器の製造時の省エネルギー化や環境負荷の低減にも寄与する。

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イグス、追尾式太陽光発電システム向けピローブロックベアリング用素材2種を開発

3年 1ヶ月 ago
イグス、追尾式太陽光発電システム向けピローブロックベアリング用素材2種を開発kat 2022年02日21日(月) in in

 イグスは、追尾式太陽光発電システム向けのピローブロックベアリング用に耐紫外線性に優れた「ソーラーミッドG」と「イグリデュール P UV」の二つのポリマー素材を開発した。長時間太陽光を浴びる環境下でも優れた耐久性を備え、実条件下の試験において従来の素材に比べ約3倍の耐紫外線性が確認されている。

 

 

 世界中の太陽光発電システムでは、表面だけでなく裏面でも光を捉える両面発電モジュールの導入が増えている。イグスでは6年以上前から、角型軸にモジュールをしっかりと固定するための樹脂製ベアリングユニット「イグボール ピローブロックベアリング」を提供しており、多くの採用実績を持つ。

 このピローブロックベアリングはこれまで、モジュールの裏側に取り付けられ、断続的に太陽光にさらされるという標準的な方法で使用されてきたが、近年、太陽光発電システムの利用率を高める目的で2枚の発電モジュールを両面に設置する方法が増えてきている。

 この追尾式太陽光発電システムに設置されるピローブロックベアリングでは紫外線を浴びる時間がさらに長くなることから、今回こうした用途に特化した2種類のトライボポリマーとして、「ソーラーミッドG」(ハウジング材質)と「イグリデュール P UV」(球面ボール材質)を開発した。無潤滑でメンテナンスフリー、そして汚れや埃に強い素材であるため、太陽光発電分野での使用に最適。耐紫外線性も向上している。

 ASTM G154に基づく試験(紫外線蛍光ランプ式促進耐候性試験)では、2000時間の過酷な紫外線照射後において、太陽光発電業界でこれまで使われていた材質の数値が14%だったのに対して、開発材2種の曲げ特性は5%しか変化しなかった。この試験により、ソーラーミッドGとイグリデュールP UVは、追尾式太陽光発電システムの耐久性と信頼性をさらに高めることが実証されている。耐紫外線性に優れた開発材を使用することで、メンテナンス作業も大幅に軽減できる。

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THK、製造業向けIoTサービスに回転部品のラインナップを追加

3年 1ヶ月 ago
THK、製造業向けIoTサービスに回転部品のラインナップを追加kat 2022年02日18日(金) in

 THKは、製造業向けIoTサービス「OMNIedge(オムニエッジ)」に回転部品の予兆検知をラインナップに追加した。

 同社が2020年1月に販売を開始したOMNIedgeは、安全な通信網を使って部品の状態を数値化し、予兆検知を実現するIoTサービス。これまでに直動案内(LMガイド)、ボールねじ、アクチュエータの直動部品の予兆検知を中心に展開してきたが、今回、回転部品の予兆検知がライナップに加わった。

OMNIedgeのラインナップ:直動部品+回転部品

 

 生産ラインに欠かせない製造装置やユーティリティ設備では回転部品が多用される一方で、メンテナンスの頻度は依然として高く、維持管理の負担は少なくない。そこでTHKでは、ユーザーにOMNIedgeによる予兆検知の価値を最大限に享受してもらうよう、直動部品だけでなく回転部品への対応を拡げていくもの。

 現在OMNIedgeを導入いただいているユーザーとしては自動車部品、食品、素材メーカーなどが主で、その生産ラインの製造装置の機械要素部品が多くを占めている。こうしたユーザーでは共通して、直動部品だけでなく、ポンプ、ファン、モーターなど回転部品の予兆検知にも積極的に導入しており、予兆検知システムを統一化して導入することにメリットを示している。

 そこでTHKでは、「自社設備のLMガイドやボールねじなどの機械要素部品以外の部品も同様に見える化できるようにして、メンテナンスレベルを向上させたい」というユーザーの要望に対応すべく、これまでのコンセプトである「簡単に後付けが可能」、「安心してデータを活用できる安全な通信網」、「リーズナブルに始められる価格設定」で回転部品への対応を拡大していく。

 回転部品に対象を広げたOMNIedgeの特徴は以下のとおり。

・センサは後付けできるので、すでに稼働している回転部品にも即座に装着可能。また、Wi-Fi接続に対応したセンサのため、最小限のワイヤリングでスッキリと配置できるほか、導入時の初期設定は煩わしい手間がなく、モニタリングが即時に行える

・センサ本体のLEDが状態別に色変化するので、特別な検査機器を持ち込むことなく目視で状態を確認できる。そのため、巡回時の現場では状態目視で異変に気付ける。

・回転部品の予兆検知は、LEDでの状態確認だけでなく、Webアプリでのモニタリングが可能で、事務所にいながら各機器の状態をリモート監視できる。また、設定した閾値を超過するとメールが発報されるので、次の巡回までの間に故障が発生しても見逃してしまうことを防ぐ

OMNIedgeイメージ図(回転部品)

 

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NTN、風力発電装置主軸用DLCコーティング自動調心ころ軸受で新エネ大賞 新エネルギー財団会長賞を受賞

3年 2ヶ月 ago
NTN、風力発電装置主軸用DLCコーティング自動調心ころ軸受で新エネ大賞 新エネルギー財団会長賞を受賞kat 2022年01日26日(水) in in

 NTNは風力発電装置主軸用「DLCコーティング自動調心ころ軸受」で、新エネルギー財団が主催する令和3年度「新エネ大賞」において「新エネルギー財団会長賞」を受賞した。

風力発電装置主軸用「DLC コーティング自動調心ころ軸受」


 同賞は、新エネルギーの導入の促進を図ることを目的に、新エネルギーに関する機器の開発、設備などの導入、普及啓発活動、分散型エネルギーの活用および地域に根ざした導入の取組みなどを表彰するもの。

 風力発電装置の主軸用自動調心ころ軸受にはこれまで、潤滑不足による軌道面ところの金属接触などが原因で軌道面に摩耗が発生し、はく離や割れといった不具合に進展するという課題があった。

 受賞商品は、軸受のころの転動面に耐摩耗性・潤滑性に優れる硬質膜DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを適用することで、軌道面の耐摩耗性を大幅に向上させた。DLC膜は3層構造となっており、風力発電装置の主軸用軸受のような油膜形成が困難な厳しい潤滑条件下でも、密着力の高いDLC膜が継続的に高い性能を発揮し、摩耗の発生を防ぐことで風力発電装置の安定稼働に貢献する。

 また、本商品に適用しているDLCコーティング技術は、風力発電装置のコンパクト化を目的に2017 年に開発した「左右列非対称設計」と組み合わせることも可能。

 今回の受賞は、これらの開発における独創性や、今後継続的に増加する風力発電装置の普及に貢献することなどが評価されたもの。NTNでは、本商品の拡販を通じて再生可能エネルギーの普及に貢献していく考えだ。

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第6回 ロボデックスが開催

3年 2ヶ月 ago
第6回 ロボデックスが開催 in kat 2022年01日26日(水) in in

 「第6回 ロボデックス(ロボット開発・活用展)」が1月19日~21日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。ものづくり現場の自動化・省人化に寄与する産業用ロボットのほか、機械要素技術が多数披露された。

 

 ユニバーサルロボットは、6軸協働ロボット「e-Seriesファミリー(UR3e、UR5e、UR6e、UR16e、UR10e)」を用いて、双腕構成によるねじ締めや、MIG(Metal Inert Gas)溶接、コンベアトラッキング、パレタイジング(荷積み・荷下ろし作業)、シーリング材塗布のデモンストレーションを実施した。パレタイジングのデモでは、UR10eの基台としてEWELLIX(エバリックス)社(日本総代理店:木村洋行)のピラー型電動アクチュエータ「LIFTKIT」を接続、垂直方向の第7軸として活用することで、設置面積を抑えつつロボットの昇降移動を実現でき、ロボットのアームリーチの有効範囲が立体的に拡大できることをアピールした。LIFTKITはUR10eのティーチングペンダントから操作が可能で、PLCなしでシステムアップできる。

ユニバーサルロボット 6軸協働ロボットUR10eの基台にピラー型電動アクチュエータLIFTKITを接続してのパレタイジングのデモ

 

 ハイウィンは、自社製の機械要素部品を採用して高いコストパフォーマンスを実現、コンパクトで柔軟な回転軸により、高精度な組立作業や高速機械加工など幅広い分野で効率的な生産ラインを構築できるスカラロボットを展示した。また、搬送や組立て、塗布などに活躍するスカラロボット以外にも各種産業用ロボットをラインアップしていることを紹介。同社では各種産業用ロボット・自動化システムの導入におけるPoC(概念検証)から実際の導入、運用におけるティーチング、メンテナンスまでを支援する「ロボット技術センター」を東京都府中市に開設しているが、ロボット技術センターの出張ラボをブース内に設け、ワークを持ち込んでもらっての自動化に向けた無料相談・検証などを実施した。

ハイウィン スカラロボットとロボット技術センター出張ラボ

 

 ユニパルス/ロボテックは、最大1.5tの重量物を持ち上げられ軽快に移動できる電動バランサ「ムーンリフタ」を展示した。AC100Vのみで動かせ、作業者は荷物を両手で持てるため、移動先での位置合わせもミリ単位でスムーズに安全に行える。電動式のメリットを活かして可動範囲や減速範囲、上げ下げの加速度、動きの感触など、100種類以上に及ぶパラメーター設定ができるようになっており、現場の状況や使う人の好みに合った快適な作業性が得られる。そのほか、出力軸トルクを直接計測しフィードバック制御を行う電動トルクアクチュエータ「ユニサーボ」や、小型・軽量かつ非直線性0.03%FS、最高回転数25000rpm、許容過負荷500%を実現した回転トルクメータ「UTMⅢ」、壊れにくく高精度で校正不要のロードセルなどを紹介した。

ユニパルス/ロボテック 電動トルクアクチュエータ ユニサーボを使ったパラレルリンクロボットによるダイレクトティーチングおよび押し付け動作のデモ

 

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ベアリング&モーション技術の総合情報誌「bmt」2022年1月号「特集:自動車」「キーテク特集:解析技術」発行!

3年 2ヶ月 ago
ベアリング&モーション技術の総合情報誌「bmt」2022年1月号「特集:自動車」「キーテク特集:解析技術」発行!admin 2022年01日21日(金) in in

 ベアリング&モーション技術の総合情報誌「bmt(ベアリング&モーション・テック)」の第34号となる2022年1月号が1月25日に小社より発行される。

 今号は、特集「自動車」、キーテク特集「解析技術」で構成。

 特集「自動車」では、電気自動車の動力伝達系とトライボロジー技術や、電動車に要求される潤滑油・グリース技術、AICE車から燃料電池車(FCV)までの各種の表面課題に対応するドライコーティングの適用、自動車製造工程/車載機器における無潤滑樹脂すべり軸受の適用などについて、広く紹介する。

 また、キーテク特集「解析技術」においては、様々な問題を多方面にわたりシミュレートすることによって試作や実験の回数を減らすなど、ものづくりでの研究・開発工程の効率を高める解析技術の適用事例として、層状化合物の低摩擦のメカニズムや、等温非ニュートン流体の弾性流体潤滑(EHL)解析と実験結果との比較、といった話題を紹介する。

特集:自動車

◇電気自動車の動力伝達系とトライボロジー技術・・・日産自動車 村木 一雄
◇自動車製造工程および車載機器における無潤滑樹脂すべり軸受の適用・・・イグス 澤田 裕介 氏に聞く
◇自動車分野におけるドライコーティングの適用・・・IHI Hauzer Techno Coating B.V. 滝沢 正明 氏に聞く
◇電動車に要求される潤滑油・グリース技術・・・編集部

キーテク特集:解析技術

◇層状化合物の低摩擦のメカニズム・・・兵庫県立大学 鷲津 仁志
◇等温非ニュートン流体のEHL解析と実験結果との比較・・・トラ研 栫井 邦彦

連載

注目技術:第29回 ZDDP潤滑油添加剤の性能検証・・・Ingram Tribology、PCS Instruments
あるコスモポリタンの区区之心 第4回 悠久の自然の中、束の間の人生・・・紺野 大介
Q&A「浄油技術」の基礎知識 第4回 機械故障のリスク因子とメカニズム・・・RMFジャパン テクニカルサポートDiv

トピックス

SEMICON Japan 2021 Hybridが開催
2月25日に第24回「トライボコーティングの現状と将来」シンポジウム開催
第14回 岩木賞贈呈式も実施

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ハノーバーメッセ2022、5/30~6/2に開催延期

3年 2ヶ月 ago
ハノーバーメッセ2022、5/30~6/2に開催延期kat 2022年01日20日(木) in

 ドイツメッセは、世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ2022」の開催を5月30日~6月2日に延期し、会期を1日短い4日間とすることを発表した。2023年は従来どおり4月に5日間の開催を予定している。

 

 当初の開催予定は4月25日~4月29日だったが、全世界のコロナの感染状況などを考慮し、ハノーバーメッセのアドバイザリー委員会 、同展への主要出展企業、 同展のパートナーであるVDMA(ドイツ機械工業連盟)および ZVAI(ドイツ電気電子工業連盟)の賛同のもと、コロナ禍における大型展示会開催の期間として最善の5月末から6月初旬にかけての開催延期と会期短縮を決めたもの。

 ハノーバーメッセは2022年に欧州で開催される最初の主要な工業展で、「デジタリゼーション」と「サステナビリティ」に焦点を当て、ものづくりにおける「イノベーションの創出」と「気候保護」への取組みを後押ししていく。

 展示会の詳細は以下で確認できる。
◆ハノーバーメッセ2022公式ホームページ
https://www.hannovermesse.de/en/

 本件に関する問い合わせ先は以下のとおり。
◆ドイツメッセ日本代表部
International Linkage(インターナショナル リンケージ)
担当:竹生(たけお)
TEL:03-6403-5817
E-mail:masahito.takeo@intl-linkage.co.jp
 

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イグス、クレーン搭載用の長寿命ケーブル保護管を開発

3年 2ヶ月 ago
イグス、クレーン搭載用の長寿命ケーブル保護管を開発kat 2022年01日20日(木) in in

 イグスは、新世代STS(港湾)クレーンで需要の高まるエネルギー供給システムの要求性能に対応すべく、重荷重下での長寿命化を実現できるケーブル保護管「P4HD.56R高荷重向けロールeチェーン」を開発した。より長い走行距離、高速度・高加速度に対応し、高荷重下での高い信頼性を実現する。

ケーブル保護管「P4HD.56R高荷重向けロールeチェーン」

 

 耐摩耗性に優れる材料を採用し、特殊なサイドパーツ、新設計の接続部、ローラーチェーンリンクにより、摩耗を最小限に抑えて駆動エネルギーをさらに低減。メンテナンスの際は、全パーツを交換できる。オプションの予知保全システム「スマートプラスチックセンサー」を搭載すると、軸/軸穴接続部の摩耗状態を監視し、規定の摩耗限界を超えるとセンサーから信号が送られるためメンテナンスを事前に計画できる。

 新世代STSクレーン搭載用のケーブル保護管には、重い積載物をより速く、より長く運搬することが求められる。高荷重向けのP4HD.56Rロールeチェーンは、こうしたクレーン業界における新たなトレンドに着目して開発。用途にもよるが最長15年の耐用年数が見込まれる。摩擦特性を最適化した高機能ポリマーを使用し、あらゆる箇所で摩耗をより低減するための設計改良を行うことで、長寿命を実現した。

 まず、内蔵されたローラーにより、スライド走行に比べて必要な駆動力を57%低減。ローラーは互い違いに重なり合って動く。また、くし歯状のオートグライドクロスバーによってロールeチェーンを軌道に乗せることでシステムの安全性が高まり、想定外のダウンタイムを減らす。さらに、新しい軸/軸穴接続部には、耐摩耗性に優れる高性能ポリマー「イグリデュール材料」を採用し、寿命を大幅に延ばした。

 ドイツ・ケルンにある3800mm2のイグス社内試験施設で行ったテストでは、P4HD.56Rは前モデルのP41.56よりも最大50%長寿命であることが実証されている。

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ジェイテクト、4月に軸受など全事業ブランドをJTEKTに統一

3年 2ヶ月 ago
ジェイテクト、4月に軸受など全事業ブランドをJTEKTに統一kat 2022年01日20日(木) in

 ジェイテクトは、光洋精工と豊田工機の合併による2006年の発足以降も産機・軸受事業ブランドの「Koyo」、工作機械・システム事業ブランドの「TOYODA」を継承し営業を展開してきたが、このほど事業間の垣根を取り払って真の合併を遂げ、すべての顧客ニーズに応え、さらなる成長を遂げる目的で、本年4月に自動車、産機・軸受、工作機械・システム、新規事業の全事業ブランドを「JTEKT」に統一する。

 

事業ブランド統一を発表したジェイテクト・佐藤和弘社長


 

従前の各事業ブランド(表左)と統一ブランド(表右)

 

 自動車の電動化、生産設備の自動化・省人化、脱炭素社会の実現など、同社顧客と社会のニーズが高度化・多様化していることに加え、新型コロナウイルスの蔓延や半導体供給体制のひっ迫など問題なども起こり、企業を取り巻く環境は、先行き不透明で将来予測が困難な状況となっている。

 こうした環境下で旧態依然の体制を維持したままでは、持続的な成長の実現できないとの考えから、同社では2021年を「リボーン元年」と位置付け、役員体制の刷新、本店所在地の刈谷市移転、既存事業の技術シナジーの創出、営業機能の拡充、グループ会社の再編などを積極的推し進めてきた。

 同社では事業部間の一層のシナジーを実現し、合併企業として真に一つの企業となる目的で事業ブランドをJTEKTに統一。事業ブランド統一というリボーンにより、技術・営業・生産のシナジーをさらに高め、すべての顧客のニーズに応え、取り巻く環境が予測不可能であっても持続的成長を実現していく。

 事業ブランド統一により今後は、各事業本部が有する技術のシナジーを一層創出するなど製品力の一層の強化を進めるとともに、軸受ユーザーへの工作機械の提案などクロスセールス活動の推進などの営業力の強化も活発化させる。

 同社では、「グループ各社の商材、技術の強みをさらに引き出すグループ間シナジーの創出を進め、軸受メーカーであり工作機械メーカーであり、No.1のステアリングメーカーでもある自動車部品メーカーの強みを活かし、ブランド力を一層高めすべての顧客のニーズに応える提案力を強化していく。トヨタグループへの一層の貢献をするとともに、すべての顧客にとってNo.1&Only Oneの存在になることを目指していく」とコメントしている。

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日本工作機器工業会、2022年新年賀詞交歓会を開催

3年 2ヶ月 ago
日本工作機器工業会、2022年新年賀詞交歓会を開催 in kat 2022年01日18日(火) in

 日本工作機器工業会は1月14日、東京都港区の芝パークホテルで、「2022年新年賀詞交歓会」を開催した。

 当日は寺町彰博会長(THK社長)が、2021年1月~12月の同工業会会員企業の販売額が前年同期比49%増の1985億円と当初予想の1674億円を大幅に上回る見込みであり、12月が予想数値であることから2000億円に届く可能性もあることを報告した。ボールねじや直動案内などの部分品は同72%増、チャックなどの工作物保持具が同45%増、ツーリングなどの工具保持具関係が同22%増、割出用アタッチメントなどの付属機器関係が同28%増だった。

挨拶する寺町会長


 寺町会長は続いて、以下のとおり挨拶を行った。

 工作機器と関連の深い工作機械業界、半導体製造装置業界、ロボット業界では、2021年から2022年にかけて好調な状況が続くであろうとの見方が示されている。しかし大きく三つの不安要因があり、予断を許さない状況だ。

 一つ目は、米国では働き手の不在による荷下ろしができず、内陸の陸送もドライバーがいない、荷下ろしがスムーズにいかないといった物流関係の問題で、今なお続くこの国内外の物流関係の大きな問題が経済成長に対してのマイナス要因と考えられる。

 二つ目として、材料関係の物流が回らないことによる材料価格の上昇も、全体の景気に対してマイナスの要素と見られる。

 三つ目は、グローバルでのサプライチェーンがストップする問題だ。新型コロナウイルスの蔓延によって中国やASEANなどでの工場の操業が停止せざるを得ない状況になり、一時期的に物が不足する状況が物流の停滞と合わさって、納入の遅れが膨らみ、物の不足から過剰な先行発注につながることで真の需要を見えにくくして投資が進んでいる可能性がある。この物流・生産の停滞が整流化した時にどう変化するのか。経済停滞が起こった際に整流化が極端に進むことを考えると、実態が見えていない現況にはマイナスの要素が潜んでいるのではないかと懸念される。

 一方、全体的に見ると地政学的なリスク、東西の対立が明確化してきているものの、これはマイナス要素だけではなくプラス要素もある。日本でも台湾TSMCや米国マイクロンの日本進出によって半導体分野の復活という話もあり、工場が新設され機械導入の投資が進む中で、工作機器の業界にとって多くのプラスとなるビジネスチャンスが出てくると考えられる。

 他方で、時代も様々に変わってきており、特にコロナ禍でConnectedが非常に進展し新たな仕組みが構築されてきている。自動車業界で言われるCASE(Connected:IoT化、Autonomous:自動運転、Shared & Services:カーシェアリング、Electric:電動化)やMAAS(サービスとしてのモビリティー)は仕事の仕方や仕事の進め方、物の開発の方向性など、自動車に限らず様々なものを変えていく。Connectedに加えて、自動化やロボット化などで人に頼らないシステム作りといったAutonomous、余っている設備を共同で効率的に使うSharing、機器の省エネ追求といったElectricと、工作機器の業界にとってもCASEは重要課題で、そうした変化する環境にしっかりと対応することが重要。

 もはや日本企業同士で争っている状況にはなく、あらためて会員企業同士で相互補完し、互いの良い点を共有していく時代に入った。引き続き、会員企業相互の協力関係のさらなる構築が望まれる。

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NTN、軸受診断アプリ体験用の機器無償貸出サービスを開始

3年 2ヶ月 ago
NTN、軸受診断アプリ体験用の機器無償貸出サービスを開始kat 2022年01日18日(火) in

 NTNは、Edgecrossコンソーシアム(ECC)が提供する産業用IoTプラットフォーム「Edgecross」対応の軸受診断アプリケーションを昨年夏に開発、無料体験版を提供しているが、今回、導入を検討するユーザー向けにECCが無償提供するPoC構築支援サービスに本アプリが追加された。ユーザー側で機器類を準備することなく、本アプリの無料体験版を試用することが可能となる。

 ECCが提供するPoC構築支援サービスは、IoTシステム構築を検討するユーザーに、ECCがEdgecross基本ソフトウェアをインストールした産業用PCや関連機器(PoCキット)を一定期間無償で貸し出すとともに、ユーザー元で必要な設定作業を支援するサービス。収集データの変更やダッシュボード画面のカスタマイズなども可能で、ユーザーはPoCキットを用いて「データ収集」や「見える化」を事前に確認、検証できる。今回サービスが拡充され、本アプリと周辺機器(振動センサ、データロガー)がPoCキットに加わった。

 NTNが開発した本アプリは、軸受近傍に設置された振動センサのデータを収集し、軸受の異常を診断するEdgecross認定製品。簡単・迅速に診断でき、軸受情報や運転情報などの設定が不要で、同社以外の軸受も診断できる。設備や稼働状況を監視し、生産現場でデータをリアルタイムに収集・分析することで、設備の不具合や故障をいち早く知り、メンテナンス性や生産性の向上に貢献する。

 PoC構築支援サービスを利用することで、機器類を準備することなく、より手軽に本アプリの体験版を利用できる。本アプリの無料体験版はEdgecrossマーケットプレイスに出品中。

 NTNの軸受診断アプリケーションの特徴は以下のとおり。

1.軸受のリアルタイム診断:軸受を短時間(3~10秒ごと)で診断
2.軸受情報の設定が不要:診断対象の軸受情報や運転状況の設定が不要で、NTN製以外の軸受の診断も可能
3.シンプルな出力:診断開始時点を基準に状態レベルを4段階で出力するほか、診断結果を最大16ヵ所まで同時に確認
4. 導入、運用にインターネット接続が不要

軸受診断アプリケーションの構成例

 

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THK、ミニチュアローラータイプの直動案内を受注開始

3年 2ヶ月 ago
THK、ミニチュアローラータイプの直動案内を受注開始kat 2022年01日12日(水) in

 THKは、ローラータイプ直動案内(同社商品名:LMガイド)の中で最小サイズとなるミニチュアローラータイプLMガイド「HRG8、10、12」の受注を開始した。

 

HRGシリーズ

 

 HRGは、転動体にローラーを使用したLMガイドで、ローラーならではの特性とユーザーニーズに対応した新たなラインナップ。ローラータイプの中では最小サイズとなるHRG8、10、12は、同サイズのLMガイドと比較し、高剛性、長寿命化を実現するほか、4方向からの作用する荷重に対して許容できる構造のため、あらゆる取付姿勢(壁掛け/水平/逆さ/立て)での使用が可能となり幅広い用途で使用できる。

 近年、実装機をはじめ装置市場では省スペース・高タクト化が一段と加速しており、小型で高剛性のLMガイドが求められていたが、ローラータイプLMガイドHRGはそのニーズに対して機能価値を提供できる優位性を備えた製品となっている。

 製品ラインナップは、レール幅8mm、ブロック幅16mmのHRG8、レール幅10mm、ブロック幅20mmのHRG10、レール幅12mm、ブロック幅27mmのHRG12の3形番で、ブロックタイプはショートタイプ/標準タイプ/ロングタイプの中から選定できる。

 新製品の特徴は以下のとおり。

・ローラータイプLMガイドの中では最小サイズで、形状がコンパクトのため省スペースが求められる箇所に最適

・HRGが持つローラー特性により、同サイズのLMガイドと比較し、高剛性、長寿命化を実現

・LMブロックに作用する4方向に対して同一の基本定格荷重となるよう設計されているため、あらゆる取付姿勢(壁掛け/水平/逆さ/立て)での使用が可能となり、幅広い用途に使用できる

4方向等荷重で多様性の豊かな取付姿勢


 

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ジェイテクト、モデルベース開発で転がり軸受の設計期間短縮と性能向上を実現

3年 2ヶ月 ago
ジェイテクト、モデルベース開発で転がり軸受の設計期間短縮と性能向上を実現kat 2022年01日12日(水) in

 ジェイテクトは、転がり軸受の新規設計でモデルベース開発を取り入れ、活用している。設計品質の向上から製品品質向上につなげ、転がり軸受の設計期間を大幅に短縮している。

 近年、自動車の電動化が加速していく中で、高速回転化やトルクの低損失化が一層求められている。過酷な条件下で使用される軸受設計のために、ジェイテクトでは、開発したい軸受のモデルを製作し同モデルをベースにシミュレーション技術を活用することで開発期間短縮と製品品質向上につなげる高効率な開発手法「モデルベース開発(MBD)」を積極活用し、転がり軸受の設計期間を短縮するとともに、新たな付加価値を備えた新製品の開発を進めている。

MBDのイメージ

 

 たとえば高速回転で軸受を使用する場合、内部の各部品には大きな遠心力が作用し、通常回転時に比べ、非常に過酷な稼働状態となる。また、回転する玉の位置決めを行う保持器には、それらに加えて玉の進み遅れによる衝突力が繰返し作用する。

 高速回転下において、破損や焼付きが発生しない軸受を開発するためには、それらの作用力を正確に見積もることが求められる。ジェイテクトでは、軸受設計用の専用解析プログラムを自社開発し、軸受寿命や保持器耐久性などについて、設計者自らが事前検証することを可能にしている。特に、主に保持器の耐久性評価に用いる軸受の動解析プログラムは、品種ごとに専用のモジュールを開発し、新開発の軸受についても迅速に開発できる体制を築いている。このようなMBD化の推進により、従来2年程度を要していた新しい軸受の開発期間を約1年に短縮することに成功した。

軸受専用解析プログラムの活用例

 

 高速回転軸受の耐久性を保証するための新たな課題として、潤滑油が適切に供給されるのかどうかを事前に把握する必要がある。ジェイテクトは豊田中央研究所との協業により、石英ガラスで製作した軸受に特殊な蛍光剤を混入した潤滑油を流し込み、高速撮影システムで内部の油の流れ方を観察できる新しい試験装置を開発した。これにより、世界で初めて20000min-1の高速回転域における軸受内部の油流れを可視化することに成功し、高速領域特有の希薄潤滑状態を直接観察することを可能にした。これらの結果と油の流れ解析シミュレーションとの相関を取ることにより、軸受内部に流入する潤滑油の量を事前予測できる。

油流れの可視化事例

 

 ジェイテクトではこうした技術が、軸受ユーザーの各種ユニットにおける潤滑設計に大きく貢献できるものと見ており、以下の点で貢献できると見ている。

・品質の高い軸受製品を短納期で提供でき、ユーザーの開発期間の短縮に貢献
・ユーザーのユニット性能を向上させる軸受仕様を提案

 ジェイテクトがMBDを活用した事例では、2021年6月にリリースされた世界最速レベルとなるdmn値(ピッチ円直径(mm)×回転速度(min-1))が185万の電気自動車モーター用高速回転グリース玉軸受を、わずか1年で開発完了した。こうした新たな提案により、モーターの小型・高出力化による高速回転化に対応し、電費向上と航続距離の延長に貢献していく。

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砥粒加工学会、3/4に先進テクノフェア(ATF2022)をハイブリッド開催

3年 2ヶ月 ago
砥粒加工学会、3/4に先進テクノフェア(ATF2022)をハイブリッド開催kat 2022年01日07日(金) in

 砥粒加工学会は本年3月4日10:00~17:00に、学術講演会に次ぐ学会員交流の大きなイベントである「先進テクノフェア ATF (Advanced Technology Fair)2022」(https://www.jsat.or.jp/node/1261)をハイブリッド開催する(新型コロナウイルス感染症の状況により、完全オンライン開催に変更する場合もあり)。リアル開催は大田区産業プラザPiOを会場として、「ATF講演会」、「卒業研究発表会」、「砥粒加工学会推薦企業:リクルートフェア」の開催を予定。今回の講演会テーマは、「今、日本のものづくりに必要なことを語る~将来展望と最新技術~」としている。

 

 デジタルトランスフォーメーション技術の普及や少子高齢化社会の到来、省人・無人化、ひいては脱炭素に象徴される社会構造の変化やコロナ渦に伴う価値観の変化などに起因して、ものづくりは大きな変革点を迎えているといえる。

 そこで本講演会は、ものづくりの将来展望について大いに議論する機会とすべく企画。日本のものづくり産業全体を通した将来像、その中での今後の砥粒加工技術の見通し、そして将来の製造現場で必ずやキーテクノロジーとなると目されるトピックについて、それぞれの分野の第一人者から講演がなされる。

 行事内容は以下のとおり。

1) ATF 講演会(10:00~): 「今,日本のものづくりに必要なことを語る~将来展望と最新技術~」 
「コロナ後の日本のものづくり~独自技術で耐える~」橋本久義氏(政策研究大学院大学)
「砥粒加工の将来展望」向井良平氏(三井精機工業)
「研削加工の技能継承を達成するソフトウェアの提案とその開発」村瀬信義氏(ナガセインテグレックス
「FA-IT 統合ソリューションによる工作機械デジタルツインの実現」藤田智哉氏(三菱電機)
「次世代デジタルファクトリーを実現したDX・デジタルツイン技術」角淵弘一氏(オフィスエフエイ・コム)

2)砥粒加工学会推薦企業:リクルートフェア(10:00~): ものづくりに興味のある学生とものづくりに関わる企業をマッチングする企画

3)卒業研究発表会(13:00~):大学・高専における卒業研究をポスター展示+オンラインでのショートプレゼン形式で発表、講演会参加者も随時参加可能

4)技術交流会(今後の感染症流行状況をみて、後日、開催するかを判断)

講演会 参加費:

会員:事前申込 12,000円、当日申込 20,000円

非会員:事前申込 20,000円 当日申込 20,000円

学生会員:無料

学生非会員:6,000円

定員: 250名
*PiOでの対面聴講の定員は80名

申込方法:砥粒加工学会WEB サイトより登録できる

https://www.jsat.or.jp/ATF2022_Kouenkai220304

参加申込締切:2022 年 2 月 10 日(金)

申込・問合先:(公社)砥粒加工学会 事務局
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17 セラミックスビル4F
TEL 03-3362-4195 FAX 03-3368-0902
E-mail staff@jsat.or.jp

kat
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